教育

学校外でも「出席」に 不登校児に学びの場提供へ 尼崎市教委

投稿日:

この取り組みは学びの場が増えるということではいいとは思います。
でも、「不登校になった児童生徒」に「学校外」での学びの場づくりという考え方ではなく、「子どもはどこに行って学んでもいい」という考えでなければなりません。
「児童生徒」という表現も「学校に所属している」という形であり、学校に行くことが前提になっているから「不登校」「学校の内」「学校の外」という発想が生まれるのです。
学校内でも学校外でもどこでもいいんです。
憲法や教育基本法の「普通教育」「義務教育」の意味を取り間違えています。

兵庫県尼崎市教育委員会は、不登校になった小中学校の児童生徒に、学校外での学びの場づくりを進めている。24日には、子どもたちが通える公設民営の「教育支援室」を市立地域総合センター水堂(同市水堂町2)内にオープン。5月からは市教委が認定した民間フリースクールなどに通えば学校での「出席扱い」とする制度も始めており、子どもたちの実情に合わせた居場所の充実を図る。
市教委は5月から、通えば原則学校での出席扱いとなる民間のフリースクールなどを認定している。スタッフの資格など一定の基準を満たすことが要件で、既に市内外の5施設が認定済み。学習機会を増やし、学校長の判断に委ねられていた出席の取り扱いを見直している。
市教委の担当者は「学校外でも頑張っている子どもたちを認め、1人でも多くの児童生徒に安心できる場、多様な学びの場を提供したい」としている。

学校外でも「出席」に 不登校児に学びの場提供へ 尼崎市教委(神戸新聞)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

お母さんとお父さんからの「スマホ18の約束」

アメリカでブロガーをしている5人の子を持つ母親が、13歳になる息子と交わした「スマホ18の約束」が評判になっています。 お母さんとお父さんからの「スマホ18の約束」を載せておきます。 「スマホは子ども …

不登校の要因「学校が合わない」最多 支援団体調査

学校に行かなくなった理由としては、「学校の雰囲気が合わない」から「先生がいや」だから。 こんな当たり前の理由を無視して学校側の都合だけで学校教育が行われてきました。 それどころか、文科省や教委は学校に …

みんいく(睡眠教育)で子どもの不登校が減った!?

木田さんによると、「学校に来るようになる子どもは、スマホやゲームを制限できる子ども」で、子どもにスマホやゲームの睡眠への影響をきちんと理解させることが、不登校を減らすポイントになるといえる。また、「み …

1人1台端末の利点を台無しにしかねない学校のルール

学校から貸与されたタブレットは制限が厳しくて使いたいことに使えない。みんなが一斉に使うとネットにつながらない。 「タブレットPCの使い方が分からない?」という教員も少なくない。 学校というところは子ど …

発達障害の子にとって二次障害が本当の意味での「障害」

軽度の発達障害や、発達障害グレーゾーンの子どもにとっては、診断名の障害が「障害」なのではありません。 その障害によって起こる問題や課題、つまり二次障害が、その子にとって本当の意味での「障害」となるなの …

スポンサーリンク

スポンサーリンク