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鳥取県でコロナウイルスの感染者が出ていない理由

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鳥取県では今日現在、コロナウイルスの感染者は1人もでていません。
その理由を考えてみました。
これまで集団感染が確認されたケースに共通するのは、次の3つの条件が同時に重なった場合です。

・換気の悪い密閉空間
・多くの人が密集
・近距離での会話や発声(密接場面)
 

日常生活の中で、この3つの条件が同時にそろう場所や場面を避ける以下の行動をとってください。

1.換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)
2.人の密度を下げる(互いの距離を1、2m程度空ける)
3.近距離での会話や発声などを避ける(やむを得ない場合はマスクを付ける)

なぜ鳥取県ではコロナ「感染者がゼロ」なのか?


(出典:新型コロナウイルス感染症まとめ)
感染が少ない地域が「なぜ少ないのか」という分析もするべきだと考え、私なりに考えてみました。
鳥取県の場合は、上に挙げた集団感染が確認されたケースに共通するのは、次の3つの条件が重なる場が比較的少ないということが考えられます。

・換気の悪い密閉空間が少ない
・多くの人が密集する場所が少ない
・近距離での会話や発声する場面が少ない

1つ目の理由として考えられることとして、鳥取県人は他人との関係つくりが苦手だというデータもありますが、混雑するところには行かない人が多い。住宅密集地が少なく一戸建て住宅が多く、その間隔も密集しているところは少なく、庭もあり広々としている。
閉鎖的な大きなレジャー施設がない(少ない)。
一人当たりの空気の量も都会などと比べると圧倒的に多い。空気がおいしい。これは、鳥取県の大きな財産であります。
このように、日本一人口が少ないという大きなメリットがあります。
2つ目は地理的な理由として、交通アクセスが不便であるということです。
鳥取県には新幹線も通っていなければ、電車が通る区間はごくごく一部の区間で、いわゆる県民が「汽車」と呼んでいるJRのディーゼル機関車しかありません。
山陰本線は鳥取県内ではすべて単線で汽車の本数は非常に少ない、しかも鳥取~岡山、鳥取~神戸、大阪、京都間という区間で運行されていますが、全国に網羅されている新幹線が通ておらず、しかも単線という状態です。
汽車の時間帯で混雑するのは高校生の通学時間のほんの数本の汽車で、昼間はガラガラです。
バスの本数も少なく、職場に通うのはほとんどが自家用車で公共交通機関の利用者は、買い物や病院に通院する高齢者の割合がとても高い。
このように、交通アクセスの不便さと、自力で動く毎日の生活スタイルです。
さらに高校などが休校になると、通学に使う高校生が汽車に乗らないということになり、通学時間帯でもお客さんはガラガラ状態になります。
普段は交通の便がよくないことはデメリットですが、人の出入りの少ない日常が今回のような人の行き来を制限するに当たっては好都合なのです。
今回のコロナ感染防止にとっては、不便なことがメリットとして作用しています。
さらに、好条件はまだあります。
3つ目の理由は一人当たりの病院の数、病床の数がとても多い、子どもから高齢者までみんなが安心して暮らせる県であるということです。
ほとんどがかかりつけ医があり、普段から健康には気をつかっている人が多いといえます。
自粛ムードの中で、外出を控えましょうといわれている観光地についてはどうか。
4つ目の理由として鳥取県内の観光地の環境が挙げられます。

鳥取県の観光地といえば鳥取砂丘というように、多くは「野外」です。

・ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるの「水木しげるロード」
・別名“伯耆富士”と呼ばれる「大山」
・鳥取が誇る絶品グルメ「松葉カニ」も漁港近くの外で食べられます。
・世界屈指のラジウム泉「三朝温泉」の露天風呂
・絶景海岸!日本で4番目の世界ジオパーク「浦富海岸」
・国内唯一の球面石垣の城「鳥取城」
・映画『るろうに剣心』のロケ地!白く美しい「仁風閣」
・鳥取県には「スタバ」じゃなくて「すなば」珈琲
・恋愛成就!鳥取の縁結びパワースポット「白兎神社」

などなど、魅力的な所はまだまだたくさんありますが、その多くは「野外」の観光地です。
春の空気 思い切り 鳥取県内観光地 3連休、にぎわうというニュースが流れていましたが、新型コロナウイルス感染症への警戒が強まる中で迎えた3連休中日の21日、新型コロナの感染者が確認されていない鳥取県内に、県外からの観光客が数多く訪れる現象が起きました。
特に鳥取市の鳥取砂丘、南部町のとっとり花回廊といった屋外がメインの観光地には、春の陽気も手伝い、家族連れやカップルらが押し寄せたということです。
他の都道府県のレジャー施設では閉館となっていますが、鳥取県は特別な観光キャンペーンなどしなくても観光客がやってきます。
鳥取観光に行ってみよう!専門家おすすめスポット25選
鳥取県は元々人口が少ないので感染したけれど軽症で検査されな人がいる、検査人数が少ないなどの要因もあるでしょうが、症状が長く続いていたりしている人がいない。
「感染者がゼロ」ということは、少なくとも現時点での鳥取県では新型コロナウイルスは蔓延してはいないといえます。
鳥取県内の新型コロナウイルスPCR検査実施件数


お隣の島根県でもコロナウイルスの感染者が出ていない理由も鳥取県と同様なことが考えられます。
もちろん、県内各地でいろいろな対策を講じて県民一人ひとりが注意しながら暮らしていることも感染者がゼロにつながっています。
なぜ鳥取県では「コロナ感染者がゼロ」なのか?
私なりに考えてみました。
すると、鳥取県には素敵な環境がたくさんあることが分かってきました。「感染者がゼロ」という理由には鳥取県民の普段の暮らし方に関係がありました。

学校教育を含めて社会や人々が大きく変わるチャンス!

今東京周辺の首都圏は「都市封鎖」カウントダウンの状況ですが、一極集中、巨大化の典型的な弱点を示すものです。
この度のコロナは確かに影響は大きいですが、今後必ず起こる巨大地震が襲ったらひとたまりもありません。
そうなると首都崩壊が現実となりますが、それに対する備えはほとんどないといっていいです。
私はこの度のコロナ騒動は起こるべくして起こったこと、変化すべき時が来たということだと受け止めています。
「ノストラダムスの大予言」は1999年にハズレたと思っている人も多いですが、まさに今、そしてこれから「空から恐怖の大王が降ってくる」、人類が自ら恐怖の大王を招いている状況です。
ここまでやらないと分からないのが人間なのかもしれません。
小手先の対策しか取れていませんが、これは地方分散、地方自治へ、消費社会から生産社会へシフトする絶好のチャンスだと思います。
続いて、こちらもお読みください。
コロナ騒ぎのお陰でよくなったこともあるんじゃないの
コロナ休校はまたとない教育改革、教員の働き方改革のチャンス
コロナも拡大しているけど、それ以上に格差が拡大している。まさに人災
※これらは個人の考え方であり、医療的、専門的な分析の元に考察しているのではないということを付け加えておきます。
感染症予防 鳥取県民の皆様へのメッセージ
「新型コロナウイルス感染症の症状がある場合は、来院前にお電話を」(2020年3月24日版)

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