教育

鳥取県内の3中学校校内にサポート教室を試験設置へ

投稿日:

2018年度の鳥取県の中学校の不登校生徒数は486人
相談室・保健室には登校できるが教室には入れない生徒は117人
この他に公設の支援センターや民間のフリースクールに行っている生徒がいる。
そして、残りの数百人は学校か家以外に行く場所がない。
こうした生徒の行く場所として「校内サポート教室」を設置するという。
県東部、中部、西部の中学校から1校ずつ1教室あたりの生徒数は2、3人、県内で最大9人となる。その場合の生徒の選抜方法は?残った生徒との対応は違うの?しかも「試験的な設置」。
相談室・保健室には登校できるが教室には入れない生徒は117人のうち9人だけが入れる「校内サポート教室」。
残り108人の生徒たちは相談室・保健室にいたまま、どこにも行く場所がない数百人の生徒たちは?
子どもたちは3年経ったら、15歳の3月を迎えたら「自動的に」中学校卒業となります。
校内サポート教室は試験的な設置。
居場所のない子どもたちにとっては、校内にこだわる必要もないし、教員免許を有するかどうかも重要なことではありません。
「校内」「学校みたいなところ」に抵抗がある子どもは行かないでしょうね。
さらにそこに行けば「出席扱い」になるとかならないとか。
子どもたちはそんなこと望んでいないと思うけど?
最初の相談、懇談でシャットアウトする子も少なくないと思います。
そこが合う子はいいですが。
子どもたちが「安心して過ごせる環境」と「人としての関係性」「ここにいていいんだよ」という思いが重要なのです。
学校の役目っていったい何だろう?って考えてしまいます。
試験的なトライアルなので、何をもって「成果」とするのか注目していきたいです。
※「不登校児童生徒」とは「何らかの 心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、 登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために「年間 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を 除いたもの」、そのような生徒が中学校で486人、30日未満の数を入れるともっと多くなります。
※これ、有料記事なんですよね。
そして、県教委の発表よりも新聞掲載の方が早いという…
校内にサポート教室を試験設置へ 鳥取県内3中学校(朝日新聞)
不登校生徒に居場所を 新年度 学校にサポート教室(日本海新聞)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

日本人に必要なのは英語ではなく日本人力

「日本人の9割に英語はいらない」 小学校の英語教育に全く意味はない! その前に必要なのは、中学高校の英語の改革である。 ・日本人の9割に英語はいらない ・英語ができても、バカはバカ。 ・社内公用語化、 …

学校に通わないとまともな大人になれないって!?大嘘です

「学校に通わないとまともな大人になれない」と思い込んでいる人に読んでほしい! これからの時代、言われたことだけやっていてもダメなんです。 そんなことは大企業のおじいちゃんだってわかってますよね。 サラ …

勉強しないと世界滅亡って、かなり無理してないですか?

あの手この手で勉強させよう、させようとしていますが、その前提が教科書というのがどうも・・・ うんこドリルだってそう、そもそもなんで学年別に漢字を覚えなきゃならないの? なんだか、思考の順序が反対だと思 …

12月23日に不登校経験者によるによる「不登校を話そう!おはなし会」と「トトロの会」同時開催

12月23日(日)は13時30分から若者3人の主催による「不登校を話そう!おはなし会」、14時から倉吉トトロの会が同じ場所で行われます。 この若者3人は12月1日に県民のつどいでパネリストとして発表し …

学校へ行かせるのではなく、大切なのは子どもが好きなことを見つけること

学校へ行くのも学校を休むのも子どもの権利ですにも書きましたが、学校に行くには一人ひとりに理由があります。 無理をさせない。本人の気持ちを何より優先です。 親はなんとかして学校へ行かせようとしますが、子 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料