教育

東京都の公立高校は内申点が不利にならないよう配慮されている

投稿日:

私立の学校が多い東京や大阪などと私立の学校が少ない地方では異なると思いますが、将来どのような生き方をするかを見つけられる場所が学校以外にあるのであれば、学校にこだわる必要はないのです。
進路についてもいろんな選択肢があります。
中学校に行かなくても高校に入れるし、高校に行かなくても大学に入れます。
そして、学校に行くだけが生き方でもありません。

子どもが学校に行かなくなったとき「どうすればいいでしょうか?」と親御さんに聞かれたとき、私は「別に学校に来なくてもいいのではないですか」と校長らしからぬ発言をするので、驚かれることが多々あります。
そもそも、不登校を問題にしているのは大人たちです。学校に行くことが当たり前ではなく、「大人になるための手段の1つに過ぎない」という認識になれば(もしくはホームスクーリングでもいいという認識になれば)、不登校という概念そのものがなくなるでしょう。
中学生の不登校の場合、内申点が悪くなり高校受験にひびくのではないかと気にされる方が多いと思いますが、まずもって私立高校の場合は、ほとんどの学校で不登校であることが不利になることはありません。
また、受験制度は各都道府県によって異なるため一概には言えませんが、東京都の公立高校に限って言えば、同様に不利にならないよう配慮されています。

親が恐れる「中学の内申点」の知られざる実際(千代田区立麹町中学校校長 工藤 勇一)
中学校長が教える“学校以外”の学びの場

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

第三者委いじめ有無調査にも問題あり

「上の都合」による報道ほど恐ろしいものはありません。 大人の都合や世間体を背景とする不幸な事件事故と、学校・教委の隠ぺい体質を今すぐ変えなければ、子どもたちの未来はありません。 子どもたちを守るには、 …

「反抗期」も「小一プロブレム」も「中二病」も大人の都合による決めつけ

「反抗期」っていう言葉があります。 これって「大人に反抗する」から反抗期っていっているわけで、子どもからしたらごくごく順調に成長しています。 子どもが反抗したくなる態度や対応を大人の側がするからそうい …

鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会へどうぞ

鳥取県内にも鳥取、倉吉、琴浦、米子と各地に親の会があります。 私もどれにも参加させていただいていますが、みなさんが本音で語り合う中でホッとした時間を共有しています。 親の会は、不登校を体験した当事者や …

小学校入学前に「がまんすること」がしっかりできるようにって?

ある小学校で、就学時検診の時、入学説明書にこんなことが書かれていました。 「あいさつ」と「話を聞くこと」と「がまんすること」がしっかりできるように、お家の人が手本を示してあげてください。 「がまんする …

ある日の時間割、こんなん絶対無理だわ!イライラするわ!

全国の9割以上で“短い夏休み”に。休校の遅れを取り戻すためです。学習内容は減らせない決まりで、やむなく土曜授業や7時間授業を行う小学校も。4人に1人が「すぐイライラする」という調査もあります。 ある日 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク