教育

不登校の子どもが主人公の小説『かがみの孤城』の作者辻村深月に不登校当事者が取材

投稿日:

『かがみの孤城』の作者・辻村深月さんのインタビュー記事です。
「『いじめ』や『不登校』から連想できる典型的なパターンに彼らを絶対にハメない」
「大人に対して私は『私の選択を信じて待ってほしかった』と今は思います。」
「いやなことをしてきたり、からかってきたりした人のことは許さなくていい。」
「生き方の比重は自分で決めてかまいません。何のために生きているかは、どんなに小さなことでも大きなことでもかまわないと思います。」

登場人物の一人は、親から「学校なんてくだらない、行かなくていい」「公立の教師なんかダメだ」と言われています。
そう言われると「学校に行きたいけど行けない」とは言えないですよ。頭ごなしに「行かなくていい」と言うのは、表面上だけは多様性を認めるふりをしていて、そのじつ、本人の複雑な心境を踏みにじってしまうことがあります。
親としては子どもの今後を決めてあげないと責任を放棄している気にもなります。でも、親が「子どものために」と動きまわっているときは、「ああ、やっぱり信じてくれないんだな」と思っていたときもありました。
親の葛藤もわかるし、子どもだったときのことも思い出すので、なかなか「これ」と言えないのですが、私は「私の選択を信じて待ってほしかった」と今は思います。


本屋大賞・辻村深月が「最も緊張した」と語った取材 不登校当事者が聞いたこととは

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

とある支援学校による上肢不自由生徒への「神宿題」、これでいいの?

学校というところは「できない理由」を言うのが得意です。 だからこんな「神宿題」を平気で出せるのです。 一人だけ特別扱いはできない、「みんなと同じようにすること」が平等だからね。 そもそも宿題なんか要ら …

「当たり先生」も「はずれ先生」も学校教育に携わるすべての人たちへ読書のすすめ

今の現状を嘆いたり諦めたりするのではなく、「ではどうする?」という具体的な対策と行動が重要です。 これらの本は批判するためではなく、具体的な処方が書かれています。 『はずれ先生にあたったとき読む本』と …

いじめ対応をこのまま放置していては、状況は悪化する一方

まじめな、教育熱心な熱い先生が苦しんでいます。 ・「自分だったらどうするか、と考えると、、、自信がない、、。」 これも「助けて!」という声です。 ・ 課題を解決するためには、自己を振り返り、反省するこ …

学校では「天才」を育てられないのは当たり前、それが学校というところだから

日本の学校のは「平均的な子を育てること」「次の学校へ進学させること」が目的なので、そこから外れる子に対応するのは不可能です。 学校がいいとか悪いとかではなく、それが学校の役目、学校のできる限界だという …

教員志望者にとって新たな負担が増えるだけ

文科省のやり方は全く現場が分かっていない、一方的で乱暴な教育方針としかいいようがない。 一体どこまで突き進めようとしているのか、訳が分かりません。 今でさえ小学校のカリキュラムはめちゃくちゃなのに、さ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク