「今の仕事を辞めて起業したい!」
こんな人たちが増えていますが、一番重要なことは「やりたい!」っていう強い思いです。
起業するに当たって、資金がないとか準備ができていないとか協力者がいないからだとか「やらない理由」ばかりいうってことはやる気がないってことです。やりたくないってことです。
お金とか時間とか、やる気になったらいくらでも作り出せます。その方法はいくらでもあります。
とにかく始めてしまうこと。
だって、やりたいんでしょ。
通信制高校に在籍しながら移住して起業っていうのもありだと思うんですよ。そういう高校生が出てきたらめちゃ面白い。
これまで地域にインターンシップとして送っていたけれど、定着はなかなかしなくて。
西粟倉は産業と人材が多様で、なにより若手が多い。この様子を見て、この村なら学生も生きるのではないかと思いましたね。
起業だけじゃなくて、西粟倉では既に村で起業しているローカルベンチャーが沢山あるので、そこへの就職の選択肢もあって、子どもたちの特性に合わせた仕事が存在すると思いました。
出会って最初は、境遇や背景が影響してアクションを起こすことが難しい子もいますが、何度か成功体験を積んでいくと一気に動き出します。
一歩が出るまでは丁寧にフォローが必要ですが、その「第一歩」が出れば後は自分で進んでいきます。polca (フレンドファンディングサービス)で資金を募ったりと、フットワークも軽くてどんどん動いていきます。
この子たちが地域での起業にどんどん取り組んでいってくれるととても面白いなと思います。
「通信制・定時制に通う高校生、高校に行ってない君たちへ 西粟倉村で起業っていうのは、めっちゃ面白いんじゃないか。」
認定NPO法人D×P 理事長 今井 紀明氏 × エーゼロ株式会社 代表取締役 牧大介 対談