「フリースケジュール」というシステムを取り入れている、従業員が好きな時間に来て、いつでも帰っていいという会社があります。
事前連絡なしに、出勤日・欠勤日を自分で決められる「フリースケジュール」という制度が話題になった「パプアニューギニア海産」です。
子育て中のパートさんが主に働いているというその工場では、「好きな日に連絡なしで出勤・欠勤できる」という制度をすでに3年も続けているそう。また、今年からは「嫌いな作業はやらなくてよい」という取り組みも始めたとのこと。
フリースケジュールにしてもこれにしても、そういう(「好きを尊重する」という)考え方でやっていますということが大事なのであって、絶対に嫌いな作業をさせない、ということではないんです。
月に数回しか来なくてもOKにしているので、良いと言われていることをやりにくい雰囲気にはならないように、かなり気をつけています。例えばうちはよくミーティングをするんですけど、あまり来ない人がいる前で、僕が冗談半分で「この人は月に1回しか来ない時もあるけど、みんな優しくしてくださいね〜」と言ったり。そういう人が繁忙期にはいつもより多めに来てくれる人だったりするので、そういう面をみんなに伝えたり、いづらくなったりしないように、しつこく話すようにしています。
その結果、商品の品質向上や作業効率が上がり、職場環境も徐々に改善されていったそうです。
フリースケジュール制のパプアニューギニア海産工場長インタビュー
職場を効率化したければ管理するな!
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