校則は生徒だけでなく教員も拘束されがんじがらめに縛られます。
自由とはなんでもしてもいいということではなく、自らを律することが求められ、自由度が高ければ高いほど自ら責任をとるということです。
自由であるということはそれだけの覚悟がいるということです。
「一般的に、校則が厳しい学校は先生方もその校則によって強く統制されていると思います。生徒がいきいきと過ごすには、先生もいきいきしていないといけないのですが、先生自身が疲弊してしまいます。最近は、家庭で本来されるべき教育も学校が担わされている部分があります。さらに服装チェックや持ち物チェックばかりでは疲れるでしょう。
学校は授業をするところです。生徒が楽しく元気に通えればいいし、先生だって一生懸命に教えられればいい。生徒の服装や髪型、持ち物は大きい心で許せばいいと思います」