教育

教室でのいじめと将来の犯罪を予防する、もっとも効果的な方法

投稿日:

日本のいじめ対策は「してあげる」「させる」対応ばかりです。
それどころか、いじめを見てみぬ振りをしたりアンケートを破棄して証拠を隠滅したり。
こんな大人たちを誰が信じますか?
これではいじめを解決することは絶対にできません!
これは学校だけのことではありません。
「ボクのことを見てくれる、気にかけてくれる人がいる」というだけでいんです。
「あなたのことを気にかけているよ」ということを伝えるだけでいいんです。
「ボクはひとりじゃない」
たった一人でも、自分のことを気にかけてくれる人の存在を感じることができるだけでいいんです。特別じゃない日常的な関係が大事なんですよ。
あなたもそんな存在になれます。

キャシー先生はいじめっ子やいじめられっ子を特定しても、直接彼らに働きかけるということはあまりしなかったと言います。そうではなく、席順や、子どもたちに対する語りかけなどで、「お互いに知り合うことの大切さ」「皆を仲間に入れることの大切さ」を伝えていたそうです。
そして、まったく自分の良さを周りから気づいてもらえずにいる子どもの良さを、どのように引き出すかに心を砕いていたそうです。
直接の働きかけがなかったとしても、孤独を感じている子どもが、キャシー先生からの気遣いを感じていたことは間違いないことでしょう。
だって子どもは、誰か大人から「気にかけてもらう」だけで、本当に多くのものを受け取るんですからね。

【先生必読】教室でのいじめと将来の犯罪を予防する、もっとも効果的な方法

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

自殺直前、教諭への不信つづる 札幌の高1生遺族、北海道教委を提訴

子どもがいじめで自殺したことがどれだけ深刻な問題なのか分かっていませんね。 自殺後3年以上経過して提訴するまでには遺族と教委との間でさまざまなできごとがあったはずです。 それでは納得がいかなかったため …

妹尾昌俊さんがのツイート「教育委員会の学校訪問」について、こう考えます。

教育研究家の妹尾昌俊さんがこんなツイートをしていました。 教育委員会の学校訪問について、次のことを検討しては? それについて、私はこう考えています。 そもそも教育委員会はお客さんでも来賓でもありません …

学習障害で才能の芽を潰さない上手な伸ばし方

こんな簡単なことさえできないのが「学校」というところです。 その理由は、「みんなが同じようにさせること」が目的になっているから。 目的を方向転換するだけで簡単にできるのに、なんで他人の目ばかり気にする …

学歴も、進学も、手段の一つに過ぎないのに 学校というところは?

その通りですね。 ・自分が最高の投資先 ・学歴も、進学も、手段の一つに過ぎないのに ・もっと広い視野を持てるような教育を 広い視野を持てるような教育をするためには、広い視野を持っている教員が必要です。 …

不登校は精神疾患ではない、不登校支援は「当事者のニーズ」が最優先

クラスジャパンの方向性ですが、読んでいてやっぱり「上から感」が強いと感じます。 結局、クラスジャパンは学校復帰が目的で、既存の教育システムという枠の中でどうするかという発想です。 また学校に行かない期 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料