教育

本当の勉強の仕方とは、授業中にノートを書かないこと

投稿日:2017年10月15日 更新日:

本当の勉強とは、授業中にノートを書かないこと。
そして、それを誰かに話したくなること。
だから、教員はノートをとらなくても生徒の頭に残る刺激的な授業をしなくてはいけません。

ノートは一応取るものの、後でそれを見返すということを念頭に置いていないような書き方をする生徒さんが少なくありません。実際そういう生徒さんは後でノートを見返すということをしません。つまり、授業内容のほとんどは記憶の海の藻屑となって消えてしまいます。そうなると、試験前になって慌てて教科書と問題集を開いてみても、ほとんど独学で勉強するようなものですから、成果が上がりづらいのは当たり前のことです。
こういう生徒さんの場合にはまず、ノートは先生の満足のためではなく、未来の自分のために書くものだ、ということを教えます。未来の自分のためと思えば、それまで走り書きのように乱雑に書いていたノートも、わかりやすく、丁寧に書こうという気持ちになるものです。

数学の勉強はノートがポイント!
――駿台予備校の坂間先生の思い出(永野裕之)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

世界初!AI学習なら一学年の数学は32時間で終わる?!

1人の先生が30人の子どもに集団指導した場合、1人1人にとって意味のある時間は授業時間の1割しかないことがわかりました。たとえば60分の授業のうち、子どもにとって意味のある時間は6分。他の54分は既に …

福井県は『学力日本一』ではない。『学力テスト日本一』だ

「学力テスト日本一を維持することが教育現場に無言のプレッシャーを与え、本来の公教育のあるべき姿が見失われていないか」 その通りです。 テストで評価して比較し優劣をつけ子どもを序列化することが多くの弊害 …

宿題がダメなのではなく、宿題の内容と出し方に問題がある

多くの宿題は、他の教員と同じようなレベルに合わせるための自己責任の回避と自己満足のために出しています。 「宿題を出しておけば安心」という意識があるために、出すことが目的で完結している場合がほとんどで、 …

【ゆたぼん父手記】わが子を批判する「学校へ行った大人たち」へ

学校に行くのがよくて行かないのが悪いのでもなく、その反対でもない。 自分がどこで何を学び、どこでどう生きるかは自分自身が決めることです。それは子どもだろうと大人だろうと同じです。 「幸せのモノサシを自 …

「過労死ライン」週20時間以上の「残業」は中学校で57・7%、小学校で33・5%に上る

このままでは学校が教員が児童生徒が壊れてしまいます。 教員一人ひとりが「言うべきNO!」をはっきり言うべきです。 教員勤務実態調査 中学教諭残業増 部活、授業増響く 過労死ライン6割「電通だけじゃない …

スポンサーリンク

スポンサーリンク