暮らし

6月のピカソのたまごの会の企画で困り感の疑似体験

投稿日:

先日の日曜日は毎月開催ピカたまの会で、今月の企画は困り感の疑似体験でした。
ピカたまの会、とってもいい企画をされていますね。
疑似体験をしてみたら、がんばっているのにできない辛さがどういうことなのか分かりますね。
「もっとがんばってやりなさい!」「努力が足りない!」という言葉かけがいかに不適切であるかが分かります。
そして、それなら「どのように対応したらいいいのか」考え始めます。
出来の悪い子なんていません。
向上心のない子なんていません。
出来の悪い子と勝手に決めつけて見ているのは、大人の方。
向上心を奪っているのは指導者の方なんです。
工夫が必要なのは指導する側なのです。
「疑似体験」というと、いろいろな準備をする必要があると思われるかもしれませんが、簡単にできます。
例えば、右利きの人が左手で、左利きの人が右手で板書を書くとどうでしょう。
時間もかかるし、文字の大きさや形、バランスがとれなくなります。
それも、何分間という「短い時間で書き写しなさい!」と言われたらどうでしょう。
野球でも同じ。
右投げの人が左で投げると、右打ちの人が左で打とうとするとどうでしょう。
ご飯を食べるとき、ハサミやカッターナイフなどの道具を使うときに反対の手だとどうでしょう。
時間がかかったり、うまくできないときに「もっと頑張れ!」「あと何分でやりなさい!」と言われたらどうでしょう。
そして、それならどうしたらできるようになるか考えると思いませんか?
道具を変えるとか、時間を増やすとか、周囲の人の声掛けや工夫でできるようになります。
ピカたまの会は来月で設立1周年だそうです。
これからも応援していきます。
鳥取発達障害支援コミュニティ ピカソのたまご Facebook

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

「夢を紡ぐ子育て支援」のための予算配分や人の配置は不十分

安倍氏は、総裁記者会見で第二の矢は「夢を紡ぐ子育て支援」と述べています。 その内容は、 ・希望出生率1.8の実現 ・経済的な理由などで実現できない残念な現実 ・「結婚したい」と願う若者の、背中を押すよ …

人が生きていくうえで大切な言葉、生きる勇気が出てくる言葉カード

人が生きていくうえで大切な言葉 生きる勇気が出てくる言葉。 それは、 「ありがとう。」 その次に大切な言葉。 それは、 「うん、うん、そうそう。」 「そうだよねえ。」 感謝の気持ちと、受容、共感の気持 …

2016年は自分の夢や理想に近づくために「超変革」の一年にしたい!

今年は、「社会的不適合者」の二人の生き方に学び、自ら実践していく一年にしたいと決めました。 家を飛び出し、長州藩を脱藩、放浪の後投獄、処刑、草莽崛起、立志尚特異の松陰、名主である実家を逃げ出し、修業し …

市会議員候補者アンケートが薄すぎて、これでは有権者は何をやるか候補者の違いが分からない

今日の日本海新聞。 アンケートの設問が広すぎ、あいまい、抽象的で、候補者の回答も具体的でないので、有権者には誰が何をするのか分からない。 任期中に何をするか、その結果どうなったかが大事で、現職にはそれ …

コロナ騒ぎのお陰でよくなったこともあるんじゃないの

この度のコロナ騒ぎ、メディアは不安とマイナス面ばかり取り上げているけど、コロナのお陰でよくなったこともある。 中国が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために打ち出した厳重な対策のおかげで、大気汚染が改 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料