学校は、こうして発見した長男の学習意欲を発揮する場となりました。たとえば、学習した内容をプリントにして持っていき、学校の先生に報告して「家族以外の人から知識を得る」「コミュニケーション力を伸ばす」機会にしてみるのです。
これについて先生方はありがたいことに、「面白いことやってるね」と言って下さることが多いです。
「学校に来てもしんどいねん!」とハッキリ口に出す長男に対し、交流級の先生はがっちり受け止めるタイプなので「そうか。まあでも、1日に1回は顔を出して、今やってることを教えてよ」と言います。
「どうやったら学校で過ごせるか、一緒に考えていきましょう」とふんわり、でもあきらめずにいてくれるのが支援級の先生。
掃除や給食など、集団行動での振る舞いは学校でなければ学びにくいことだと、私自身も感じています。
そんなわけで、なんだかんだ言いながらぼちぼち通学も続けています。
みんなとは違うやり方で学ぶのが合っているのであれば、それをしたらいいです。
子どもが好きなことから学べばいいです。
弱みと強みは表裏一体ですから、強みを活かす学び方をしたらいいんです。
やらせようとするからやらないのです。
強制するから反発するのです。
やりたいこと、好きなことなら自分から進んでやるし、反発なんてするはずがありません。
それでいいんです。
子供を一定の枠に嵌め込むような教育方法を変えなければいけないと思います。
今の学校はすでに限界ですから、自ら学ぶ子を目指すのもひとつの方法ですね。
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