仕事

社会のいう「人生のレール」から外れた人に冷たい日本社会

投稿日:

企業にとっても少子高齢化による職場での人材不足が課題ですが、社会のいう「人生のレール」から外れた人に冷たい日本社会。
労働人口を安価で増やすための非正規雇用は増えているものの、短期間で職場を離脱する人も少なくありません。
それには賃金や労働環境など様々な要因がありますが、「自分のやりたい仕事とのマッチング」に問題の一つがあります。
さらに、就職に当たっては中途採用をする企業も出てはいるものの、新卒者がほとんどで「就活」はもはや季語になっています。
そこで、今見直されているのがインターンシップ。
アルバイトやボランティアではなく、社員並みの仕事を行い実際の職場を一定期間体験するという形です。
その対象は卒業予定の学生が多いのですが、失職や倒産をしたが専門性を備えている人や結婚・出産などで離職しキャリアにブランクはあるがスキルを持っている女性たちなどが、再びチャンスをつかむための「再挑戦」「再起業」の機会にもなります。
新卒者にとっては、単に労働による賃金を得るだけでなく、「働くことの意義」が学べ、「再挑戦」をする人の経験やスキルは即戦力となり企業側にも大きなメリットがあります。
さらに、インターンの時期を定めるのではなく各企業(公務員も含めて)で柔軟に受け入れるようにできれば、4月就職にこだわる必要もなくなります。
このように、「人生のレール」選択肢をたくさん作ることによって、より多くの人にチャンスが広がっていくのではないでしょうか。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-仕事

執筆者:

関連記事

10年分の志望企業ランキングから見える就活生たちの姿

毎年、就活に関するさまざまなデータが公開されていますが、注目されるのは「志望企業ランキング」です。 このサイトでは、この10年を通して学生の志望度が安定していた業界、および経済指標などとの関連性が見ら …

起業するなら上司も部下もいない仕事にすべき理由

部下が最もやる気になって才能を発揮しようとするのは、「上司が強みを活かそう」とするとき。 部下がやる気を最も削がれるのは、「上司が部下に対して無関心である場合」なのです。 私は上司も部下もいない仕事を …

働かざるもの食うべからず 生きるために働けって?

国民年金の月67,000円強のお金で生活できるレベルってどの程度なのでしょう。 現実としてとてもそんな額で今の生活を維持していくことは不可能だといっていいです。 徒労に終わるだけの新たなる就労支援を行 …

小林せかいさんの「未来食堂」の理念にめっちゃ共感しています

小林せかいさん、今、最も注目している人です。 誰もが受け入れられ、誰にもふさわしい場所。 目的は消費ではなく、コミュニケーション。 自分はつなぎ役、次の誰かにつながって新しい動きができたらいい。 食堂 …

あなたが定年まで働き続けなければならない本当の理由

あなたが定年まで働き続けなければならない本当の理由 強い意志がないとお金を使ってしまう社会で生きている。 よほど強い意志がない限りお金を使ってしまいます。 企業がこれだけ労力をかけてマーケティングを行 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク