教育

米子であった不登校の親の会「つながろう会」の3月例会に参加

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昨日は、米子であった不登校の親の会「つながろう会」の3月例会に参加しました。
鳥取県中部で医療心理士・スクールカウンセラーをしておられる中村宏子さんの学校での事例を交えた話。
NPO法人志塾フリースクール岡山・アドバイザーの村本和孝さんからも、アウトリーチ(訪問支援)についての実践的・専門的な話も聞くことができました。
・親が「覚悟」することが大事だがそれができなくて悩んでいる。
 そういう意味でも親の会に参加していろいろな人の体験談を聞くことで気持ちを軽くできる。
・親の態度、表情が変わると子どもも明るくなり親子関係もよくなっていく。そのためにも親が明るく元気でいることが大切。
・不登校の要因は様々あるが、原因を追究してもよくはならない。大切なことはこれから何をしていくか。
・子どもへの対応として「待つ」ことが大事だが、それはなにもしないことではない。いつ、どこで、誰が、どのように関わっていくかを考え、子どもの変化のきっかけが見えたときのために親は「準備」をしておくことが大切。
・不登校は正しいアセスメントとタイムリーな接し方が重要、その子の状況にあった段階的な対応のステップがあることを知ることで、親にも心の余裕ができる。その結果、子どもの受け止め方や接し方も変わる。
・子どもにとって学校とは非常に疲れる、ストレスを感じる場所なので、家庭では自由にリラックスできるようにすること。
・やる目的もやることも本人自身が決めることが重要。親や学校が一方的に決めたのではその責任は親や学校にあることになってしまう。
・学校以外の行く道はたくさんある。たとえ失敗したとしてもそれから選べる選択肢もたくさんある。
・学校復帰という目先の目的ではなく、長い目で未来に向けて子どもを見ていくこと。
・不登校になると、子どもも親も自分を責めてしまう。世間体、周りの目や学校の評価、対応によって苦しんでいる現状がある。
本人も親もなんの責任感を感じることはないのだが、それによって、自己肯定感が低くなり「生きる価値がない」と不安になり、常に周囲の偏見で悩んでいる。
みなさんの話を聞きながら、改めて学校や社会の偏見の強さを再確認しました。
偏った学校信仰による学校間差別によって、親も間違った固定観念を持ち、子どもたちが追い込まれています。
不登校の子どもが問題なのではなく、「学校に行っているか行っていないか」「どこの学校に行っているか」によって子どもの全人格まで評価される「社会のありかた」こそが問題なのです。
私たちも、これまで学校間差別を行ってきました。
自分の行きたい学校を選ぶのではなく、偏差値によって学校を決めさせられるというのは、何十年も前から変わっていません。
中学校の進路指導の多くは、今でもそうなっていて一部分の学力のみで進学先を決めさせられています。
頭の良し悪しは勉強だけで決定するのではありませんが、所属している高校によって決められ、世間の多くはそう見ています。
「あの高校の子は頭がいい、あの学校は勉強ができない子が入っている。」
「あの学校の生徒は態度が悪い、勉強ができないからあんな風になってるんだ」
というように、所属する学校によって学力だけでなく人格まで決めつけて、レッテルを貼っています。
私たちは、このような「学校間差別」を長年見過ごしてきたのです。
不登校によるメリットもたくさんあり、不登校だからこそポジティブに生きている人もたくさんいます。
しかし、その多くはマイナスイメージばかりが先行し、世間での不登校に対する偏見は根強いです。
さらに「学校間差別」によって、その偏見は大きくなる一方です。
これこそが、不登校問題なのです。
社会がこのような慣習を作り上げてきたことに大きな問題があるのです。
私たちは知らず知らずのうちにそう思い込まされていることに早く気づかなければなりません。
いや、気づいている人はいるのですが、ほとんどの人がその慣習に流されています。
気づいていても、それを放置している。おかしいと思いながら声も出さない、行動も起こしていないのです。
多くの人たちは、「学校間差別」という社会的差別を見過ごしたまま平気でいるのです。
そういう意味でも、不登校の親の会はこのような価値観を考え直したり、親自身の生き方について見直す機会にもなっています。
参加者のみなさんが、建て前ではなく弱さも吐き出しながら本音で語り合う場所であり、そんな人間関係になっています。
昨日は様々な立場の方がたくさん参加されましたが、今後もこの輪を広げていけたらと思っています。
来週は鳥取で不登校の親の会「鳥取タンポポの会」があります。
日 時:3月20日(日) 13:30~16:00
場 所:さざんか会館3階 ボランティア室(鳥取市富安104-2)
参加費:300円(お茶菓子代)

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