仕事

あなたの存在そのものが誰かの役に立っています

投稿日:2016年2月8日 更新日:

「はたらく」とは、「はたを楽にすること」とはよく言ったもんだ。
「はた」を楽にする=自分以外の誰かの役に立つこと。
誰かに感謝される行為が、「働く」ってことなんだよね。

自己評価の低い人は、「こんなダメな自分が誰かの役に立つわけない」と思い込んでいる。
自分自身をこの広い社会の中で「一番最低の人間」と認知しがちなのだ。
もちろん、それは”認知のゆがみ”にすぎない。
なぜなら、どんな人にもその人しかもってない固有の価値が豊かにあり、同時にその価値を上手に活かせば、その人が無理なく稼げる仕事は作り出せるからだ。

あなたにとって朝飯前のことが他人の役に立つ仕事
まさにその通りだと思います。
はたらくとは誰かの役に立つこと。
「役に立つ」といってもすごいことをすることではありません。
「よかったあ、たすかったわ。」
「あなたがいるだけで なんだか楽しいわ。」
「頑張って誰かのためになにかしなくちゃ、なにかしよう!」って思わなくても、努力して頑張らなくても、あなたは「そのまま」で誰かの役に立っています。あなたの「存在そのもの」に価値があります。
今の自分のままであること、存在そのものが誰かの役に立っています。
そのままでいいっていっても、それだけじゃ生活できないし、お金がないと欲しいものも買えない?
いえいえ、「ありのままの自分の経験」を仕事にすることで、大卒の平均年収を超えることもそんなに難しいことではありません。
「働く」とは、自分にとっては当たり前にできるので、それに価値があるかどうか気づいていません。分かりません。でも、「あなたの当たり前」が当たり前ではなくてすごいことだったりするんです。
「あなたのこれまでの経験」や「あなたが普段何気なくやっていること」が「商品」になります。
今ではヤフオクとかメルカリとか、個人が古着や中古品、自分で作った作品が商品にして売り買いできるようになりました。あなたは不要、価値がないと思っているものでも、必要な人にとっては価値あるものになります。
それは形のあるものに限りません。料理が好き、掃除が好き、整理整頓が得意、文章を書くのが好き、食べ歩きが趣味。走るのが好き、野球やサッカーが得意。そんなあなたの特技が価値そのものです。
それは決して他人より並外れてすぐれた能力でなくてもいいです。「ありのままの自分」がもっている「そのままの知識や経験」が価値になるのです。あなたがこれまでに知らず知らずのうちに蓄積してきた経験があることに気づけば、それを販売することも可能です。
「好きなことを仕事にすることなんて無理。」
「好きなことで生活ができる人なんでそんなにいないよ。」
ほんとにそうでしょうか?
このようなことをいう人は、働くことは仕事をしてお金を儲けることとだけ考えています。
はたらくとははたらくとは誰かの役に立つことです。お金を儲けることはそのうちの一部分です。
自分の価値を認めてくれる人に、自分の価値を提供して、その対価としての報酬が入ります。
そうすれば、ほしいものも買えるようになるし生活だってできます。
ありのままの自分を生かすも殺すも自分次第なんです。
佐藤仙務さんの「障害は武器になる」という言葉も、まさにそのことなんだと思います。
「学校文化・企業文化に毒されてないこと自体が起業では強み」というのも納得できます。


不登校や学校中退、ひきこもりも視点を変えること、常識で考えないことが(常識っていう概念もどうなのかって思いますが)で「すぐれた能力」だと見ることもできます。
学校文化に毒された人(これが常識?)は、学校に行かないことはなんの問題でもなにのに、それを問題視したがる。
しかし、不登校や学校中退、ひきこもりの経験者は、学校文化や狭い世間の変な常識に毒されてないからこそ、つまらない常識にとらわれず、思いきったことが発想できたり、誰もできなかったことをやることができます。
学校に行っていないこと、ひきこもることが能力なんですから。
世間のしょうもない常識や組織に縛られるのではなく、自由な発想で自分の思いのままに行動することで、社会環境まで変えることができます。それが自信となり、さらなる面白い変化をもたらします。

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