教員個々によって個人差はあると思いますが、そのほとんどは学校しか知らない人たちばかりです。
実際にとても狭い世界しか知らない教員が多いと思います。
進学に当たってもペーパーテストだけで選抜されて教員になっている者がほとんどです。
彼らの価値観で児童生徒を評価しているために、評価基準も狭い範囲でしか行えません。
それが、学校現場での様々な問題を生じさせているともいえます。
学校は学習指導が中心なので教科の専門性を身につけることも重要ですが、人間関係や多様な考え方や生き方を経験することも大事です。
それによって、子どもの見方も変わり、柔軟な対応ができるようになります。
教育委員会の作った指導マニュアルにしても型にはまった画一的なもので、これでは特性に対応したり個性を活かす指導はできません。
進路指導ひとつとってみても、限定された情報のみを提供しているため幅広い選択肢の提供ができていないのが現実です。
採用試験の点数や形式的な面接、実技だけで決めるのではなく、いろいろな社会を経験している人を教員として採用するという仕組みも作っていく必要があるのではないでしょうか。
「世間知らず」の日本の教師に進路指導ができるのか
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/01/post-4389.php
世間知らずの日本の教員に進路指導ができるはずがない
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執筆者:azbooks