暮らし

「何かする」と決めることは、「何かをしない」と決めることです。

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「よくブログやFacebookを書く暇があるなあ」
「そんなに本を読む時間なんかよく作れるなあ」
「仕事をしながらよく○○なんかできるなあ」
「よくそんなにあちこち行く時間があるなあ」
など、「よく○○する時間があるなあ」という人がいます。

暇や時間は誰かが与えてくれるものではなく、自分で確保するものです。
暇や時間があるからやっているのではなく、意味のない時間を削って、必要だから時間を作っているのです。
1日の時間だけは、すべての人に24時間平等に与えられています。
それをどう使うかは自分が決められます。
今の自分の行動を決めているのも、自分が「そうしよう」と決めたからです。
今やっていることが嫌なら、「○○をやらない」と決めたらいいです。
そして、決めたことは実行する。
実行できないのは「やらない」「やめる」と決めていないから。

そして、時間は長ければいいというものではなく、どれだけ濃い時間を過ごせるか、自分にとって価値ある時間にするかが大事なんです。
なので、ほんの2分だって5分だってできることはたくさんあります。
それを積み重ねたらすごい時間になります。

要は自分の意志がそこにあるかどうか。
自分で決めているかどうか。

ものごとは実にシンプルにできています。
いろいろなことで結果が出るか出ないかも、自分が決めたか決めていないか、やっているかいないかの違いだけです。

私もこれまで随分と回り道をしながら、無駄だと思うことや失敗を何度も何度やってきました。
しかし、それを「無駄」だとか「失敗」だと思ったことはありません。

回り道や無駄だと思うことも失敗もマイナスなのではなく、プラスです。
その体験全てが自分の実践に活かされます。

なので、無駄だと思うことや失敗も多いほどいいです。
たくさんの無駄や失敗をしていきましょう。

人はいつだって自分のことを決められます。
続けることもやめることも方向を変えることも決められます。

「よく○○する時間があるなあ」といっている人って、実は「自分もやりたいなあ」と思っているんです。
でも「やろう」と決めていない。だから時間も作れない。
やらない理由を探して「やらない」と決めているんです。
すると決めたらやるだけ、しないと決めたらやめたらいいだけのことです。

大切なことは、選択と集中です。
何かを選択すれば、何かを捨てる必要があります。
「何かする」と決めることは、「何かをしない」と決めることです。
その選択権はすべて自分が握っています。

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