「はじめから消費増税ありき」で進められているのは、政府の怠慢です。
というか、「社会保障費の確保のためには消費増税しか方法がない」という裏には、国民にはいえない圧力や事情が隠されているのでしょうが。
資本主義経済の中で生きていくと決めた以上、格差が起こるのは当然です。
しかし、それでは誰もが暮らしやすい社会が作れないかといえば違います。
アトキンソン氏のいう「ユニバーサル社会セーフティネット政策」には賛成です。
アトキンソンは、『21世紀の資本』が世界的なベストセラーとなった著者ピケティ氏の師です。
この政策を実現することで、社会保障と所得再分配制度の大幅拡充の財源となります。
・特に家族手当の大幅な増額
・資源の少ない人々のための退職手当や失業手当の増額
・特に大規模な遺産では累進性を高めること
など。
こうすれば、面倒な軽減税率など導入しなくても社会保障費は十分賄えます。
アトキンソン氏の著書『21世紀の不平等』も読んでみようと思います。
ピケティ絶賛!格差解消の切り札はこれだ
http://toyokeizai.net/articles/-/93619
ユニバーサル社会セーフティネット政策には賛成
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執筆者:azbooks