今日は、鳥取らくだ会の定例会でした。
現在子どもさんがひきこもり中の保護者の方から現状を聞きながら、ケーススタディ(事例研究)形式で、みなさんで語り合いました。
具体的な事例を通じて、参加者の思いや今できることを提案して学習を進めていったので、とても勉強になりました。
今回は児童相談所に勤務経験のある臨床心理士の方も来られていたので、具体的な対応方法や県内の相談機関などの情報交換もあり、とても有意義な時間を共有することができたと思います。
親として、「日ごろ子どもとどのように接したらいいのか分からない?」ということが出ましたが、会の終わりには家に帰ってやることが明確になったので、スッキリした気持ちになってもらえたようでした。
当事者の親の会の意義は、そこが「学びの場」になることです。
・子どもの状態はそれほど重要ではなく、家族が変化を受け止めお互いに支え合う関係を作ること
・自ら現状を語り合うことによって、お互いに心を開きコミュニケーションをとれるようになること
・親の会に参加することで、いろいろな知識や情報を得られるなどのメリットが感じられること
・参加者が学習することによって、結果的に子どもにいい影響を与えること
など、広く長くつながることが大切です。
ひきこもりは短期間で解決するケースは少ないですが、親の受け止め方や周囲の対応を変えていくことによって、本人が少しずついい方向に向かっていきます。
不登校・ひきこもり・就労に当たって困り感のある方、どこに相談に行ったらいいのか困っている方がありましたら、お近くの親の会を訪ねてみてください。きっと明日へのヒントが見つかるはずです。
このような親の会の輪が広がっていくよう、これからも積極的に関わりを続けていきたいと思っています。
今日の会で、「記録する」という話をしました。
自己を客観的に見る方法のひとつが、日記を書くなど記録に残すことです。
きちんとした文章でなくてもメモ程度でもOKです。
子どもとの対応、ダイエット、お金を増やす、家の片づけなど、記録に残すことはすべてのことに有効です。
それは、目に見える形で「今の自分の状態を整理して確認する」ことができるからです。
また、過去の自分と比べて変化した姿を見ることができ、成長の記録にもなるのでおすすめですよ。
KHJ鳥取らくだ会
鳥取ひここもりの親の会「らくだ会」の9月定例会に参加しました
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執筆者:azbooks