教育

2018年2月の不登校・ひきこもりの親の会「倉吉トトロの会」定例会に参加

投稿日:

今日14時から行われた不登校・ひきこもりの親の会「倉吉トトロの会」に参加してきました。
今回は、現在開催中の県議会で「不登校・ひきこもりも取り上げられる」ことについても話をしました。
今日は鳥取市から初参加の方もあり、いっぱい聴いていっぱい話しました。
トトロの会はアットホームでなんでも聴いてもらえる雰囲気があります。
そして、子育てのことから社会問題まで幅広い話題が広がり、いつも勉強になっています。
私自身にとっても大切な居場所のひとつになっています。
みなさんがそれぞれの道を歩んでおられることを知り、とても嬉しく思いました。
親の会や教育相談で感じることは、子どもの思いや親の願いが教育行政まで届いていないこと、そして親御さんが各個人で学校と対応をしていますが、現状はほとんど変わっていないこと、相談したくてもどこに行けば分からないために独りで悩み続けておられることです。

学校の存在目的、存在価値とは何か?

学校に行っている子は自分で何らかの理由を持っているのですが、理由がわからないけどなんとなく行っている子もいます。
「みんなが行くから」「親が行けというから」「それなりに楽しいから」「特に理由はないけどなんとなく」という子どもの方が、もしかすると多いかもしれません。
現実として「みんなが行くから」「みんながやっているから」という理由は妙な説得力をもっています。
その目的は「卒業資格を得るため」「次の学校に進むため」「なりたい職業の資格を取るため」など「次のステップに進むため」が多いと思います。
学校の存在目的、存在価値もそこにあります。
子どもも保護者も「学校に行っていれば次のステップへのチケットがもらえる」から行っています。
でも、チケットがもらえなくなれば学校に行かない子どもが増えるかというと、そうでもないと思います。
一番大切なことは、「自分が何をやりたいのか」「自分は何を学びたいのか」ということです。
学校や社会の枠の中で生きるためにはいろいろな制約が出てきます。でも必ずしも枠の中に入らなくても生きることができます。
だから無理して枠の中に入らなくてもいいと思います。
どちらを選ぶのも自分が決めたらいいんです。
そして、いつだってその道を変えることもできます。
学校は目的ではなく「自分のやりたいこと」をするために利用する手段のひとつだと考えたらいいですね。
枠に入らなくても社会のレールに乗らなくても生きることはできます。

いろいろな人や機関とのつながりを広げていきます

今後は、当事者や保護者の思いを直接行政に届けられるようにしていく必要があります。そして、個に応じた具体的な手立てをもっと進めていく必要があります。
そこで、親の会を中心に教育機関や県行政なども巻き込んで理解を広げていきます。
トトロの会はどなたでも自由に参加することができますので、会場でお待ちしています。
倉吉トトロの会のFacebookはこちら
鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会はこちら

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

鳥取県西部地区の親の会「つながろう会」の12月例会のお知らせ

鳥取県西部地区の不登校児童生徒、ひきこもり青年の親の会「つながろう会」の12月例会のお知らせです。 先日大山町で講演をしていただいた村本和孝さんも参加される予定です。 子どもさんが不登校になったとき、 …

虹の会主催で通信制や定時制高校等の学校説明&相談会を開催

今日は虹の会主催で「多様性に特化した通信制や定時制高校等の学校説明&相談会」を開催しました。 中学校卒業後の進路については今学校で教えてくれる高校や専修学校は一部しかありませんが、実際にはいろんな進路 …

安全ではないところには近づきません それは自分を守る防衛本能です

学校に行かない子にはその理由が必ずあります。 「なんとかして学校に行かせたいという大人」「大人にとって都合のいい理由を聞きたい大人」に対しては子どもは言葉も心も閉じてしまいます。 子どもにとって重要な …

ぴっかりさん「親子で癒しあう子育ての極意!」

倉吉でのぴっかりさんの講演会まで10日となりました。 ぴっかりさんが「親子で癒しあう子育ての極意!」について話しておられる様子が動画で見られます。 ・毎日グズグズ泣いてばかり・・・ ・子どもの笑顔を見 …

内申点がついたら学力相応の公立高校に入れないから「学校へ来るな」なんて?

内申点がついたら学力相応の公立高校に入れない。ホントにひどい制度です。 だから、内申点のために嫌でも我慢して中学校に行かなければいけない。 学校って、学びたい人が行ける場になっていない。そしてそれを「 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク