地域情報

日本中でいま「地方創生」が大失敗している根本的理由

投稿日:

自治体で取り組まれている地方創生政策ってパイの取り合いになっている。
ふるさと納税の奪い合いで全国で競争しているのもその例で、国からの補助金をいかにしてめぐんでもらうかという発想がスタートになっていることが間違いの大きな要因だと思う。
制限のある中でやること自体がもう無理、もう飽和状態というか、どんずまりって感じ。
「私たちの地元をよくしたい」というスローガンでは、人を集めることはできない。
大切なのは、興味がないという人にもイベントに参加してもらう仕掛け作り、そして「ここに来れば何か学びがある」と感じた人がまた足を運んでくれるようにすること。
平成の大合併をしなかった智頭町と日南町。どちらも「限界集落」のある町だけどそれぞれ「町民が主体」となって意欲的に「独自の取り組み」にがんばっている。
一方で4市の中心市街地の現状はどうか?
大合併で大きくなったけど住民の声が届く仕組みはできているのだろうか?
大切なことは他町の真似をするのではなく、「その町らしさ」だと思う。
他の自治体の真似をしたり予算を使って冊子を作ることが地方創生ではないにも書きましたが、地元の戦略会議の傍聴にも行ったけど、まったく熱が感じられない。行政側からのありきたりの報告を聞いて終了。チャンチャン。
活気があるのは若い人たちや移住してきた人たちが自由勝手に始めたイベントやコミュニティー。それは行政に頼っていないので自由度もモチベーションも高いので、自然に興味のある人たちが集まって広がっていく。しかもほとんどお金をかけることなく、場作りも自分たちでやっている。
こんないい事例と実績があるのだから、自治体もそれを手本にしたらいいと思う。そんなアイデアや知恵にお金を出したらいい。
「地方創生っていったい何が目的なの?」
というところから再スタートする必要があるんじゃないかなあ。
地方創生交付金のばらまきでは全く意味がない
地方創生関連記事はこちら
日本中でいま「地方創生」が大失敗している根本的理由

「地方」と「地方銀行」はなぜ衰退するのか?

まったく同感です。
地方創生といいながら、低金利という愚作で地方を衰退に追い込み、いつまでもふるさと納税に頼り自立できない地方自治体。
あれもこれも「情けない大人たち」が「意欲ある若者」の邪魔をしなければ、もっともっと地方は繁栄し、自立できるのです。
「地方」と「地方銀行」はなぜ衰退するのか?

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-地域情報

執筆者:

関連記事

鳥取県中部地震災害時の特別避難所として地域ケアセンターと連携

今回の鳥取県中部地震では各地に避難所が設置されて、今も1000人以上の方たちが避難生活を送っておられます。 私の住む町内では、町独自に災害時の特別避難所として地域ケアセンターマグノリアと連携体制をとっ …

CAMPFIRE x LOCAL鳥取のキックオフイベントに参加

約10年間の不登校を経験し、高校3年で起業した小幡くんが来るということとクラウドファンディングにも興味があって、CAMPFIRE x LOCAL鳥取のキックオフイベントに参加してきました。 「そのアイ …

WTTの勉強会「鳥取イチ熱い会にしたい」がすでに熱い!

昨日はWTTの勉強会【「鳥取イチ熱い会」にしたい】に参加しました。 もうすでに「鳥取イチ熱い会」になってます! 前回のキックオフイベントに参加したとき以上にみなさんが熱く語り合い、予定していた時間があ …

鳥取県中部地震から一年、身近な人のつながりと今必要な情報が大切

1年前の今日、鳥取県中部地震災害時の特別避難所として地域ケアセンターと連携していたので、車で母親と近所の高齢者の方を避難所に送って町内の見回りをしました。 昼間は高齢者しかいないために、多くの人は身動 …

石破くんの「宿題」をまとめる話を聞きに行こう

石破くんからの「宿題」をまとめる日程が決まりました。 倉吉市では、この「宿題」人口減少対策及び地域活性化対策についての総合戦略を策定、推進するため「倉吉市未来いきいき創生本部」を設置し、これまでに4つ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料