教育

スウェーデンのいじめをなくす方法が素晴らしい

投稿日:

Friendsの考え方や解決方法には同感です。
・いじめは子どもの問題ではなく、大人の問題であるという認識が必要。
・いじめを撲滅するために、鍵となるのはもちろん教員や指導者、保護者である大人。
・あらゆる人が差別、いじめ問題に対してこのような経験則を取り除き、いじめが起きる原因や構造に対して、組織レベルで平等的に対処すること。
さらに、いじめ解消に向けての時間無制限で徹底した議論が必要です。
日本でも教育委員会を中心としていじめ対策会議などが行われていますが、そこには「当事者意識」が欠けています。
いじめ対策にしても、絵に書いた餅に終わっているのが現状ですから、それではいじめをなくせるはずがありません。
日本のいじめ対策の問題点は、会議のための会議、資料を作成するための話し合いで完結している点にあります。
「いじめは絶対に許さない!」
「そのためにできることを徹底的に取り組む!」
という覚悟が欠けています。
その実行力がないこと、関係者の無関心・無責任体質を変えていくことなくしていじめの解決はありません。
よくある「加害者・被害者・傍観者」という図式を作るだけでは何の解決にもなりません。たったこれだけで「いじめの構造」をとらえようとするところから間違っています。
いじめに対する認識を変える必要があります。
大人が見てみぬふりをして、見逃している、責任回避をしていることがいじめがなくならない根本理由です。
私たち大人がまずできることは、身近なあらゆる場で小さな差別や偏見を見逃さないこと、そして気づいた人が声を出していくことです。ひとりでできなければ、誰かといっしょになって行動していくことです。
スウェーデンの「いじめをなくす方法」をもっと早く知りたかった。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

息子に発達障がいの診断がくだった時、どんな思いだったか

「息子を問題児として扱いました。」 「校長にもう面倒みきれない!と言われ」 「学童は危険すぎて預かれないとクビ」 表面的な行為と子どもの一面だけを見てのあまりにも酷過ぎる対応です。 固定観念や先入観で …

広島県教育長平川理恵さんのめざす学校教育とは?

平川さんのめざしているのは決して特別な学校ではありません。 子どもたちが自分の課題に向かって生き生きと学び、人と関わることができる当たり前の学校です。規則で縛らない学校です。 これまでの「学校や教員に …

鳥取県いじめ問題対策連絡協議会議事録を問う

「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった。なにもていこうできなかった」。手記は当時をそう振り返った。 市教委の第三者委員会の調査によれば、小 …

小学校入学前に「がまんすること」がしっかりできるようにって?

ある小学校で、就学時検診の時、入学説明書にこんなことが書かれていました。 「あいさつ」と「話を聞くこと」と「がまんすること」がしっかりできるように、お家の人が手本を示してあげてください。 「がまんする …

“それせか”篠塚さん「学校という場所は『死刑台』だった」

“それせか”篠塚さんからのメッセージ 「学校という場所は『死刑台』だった」 「自分の意見を押しつけるようなことはしないでほしい」 「オレはここにいるよ、誰か気づいて」 「小中学生時代の自分に、『いつか …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料