暮らし

障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて

投稿日:

教育現場では発達障害やアスペルガーを見つけるのに躍起になっているようで、向かう先は児童相談所や発達障害支援センターであり、知能や特性のばらつきを検査で指摘されて精神科へ紹介、精神薬を飲まされるというのがパターンになっています。
 
「昔は注意欠陥多動性障害(ADHD)なんて言葉は使わなかった。子どもって言ってたんだよ」 とは有名な言葉ですが、子どものいったい何割が不注意でないというのしょう?
親や教員の都合、「子どもを親や教員の思い通りにしたい」という考えが間違いです。
「そんなことない」という声が聞こえてきますが、概ね間違いないです。
「子どものため」といいながら親や教員の満足のために「そうさせている」ことが少なくないような気がします。
さらに、精神医療の専門家の診断を確かな根拠だと信じ込んでさらに子どもの人間性を奪っているともいえると思います。
重要なことは「学校教育や医療の限界を自覚しそこにある問題点を理解すること、その上でどのように困難を抱える子どもたちを具体的にサポートできるかを見つけ出すこと」です。
「障害」をパターン化しそこにに焦点を当てるのではなく、個々の困り感の解決を目指すことが重要です。
自立とはいろいろな依存先(人、もの、場、お金)を見つけて状況に応じてそれらを利用することです。
そのためにはさまざまな制度やサービスを知っておくといいです。
誕生、保育・教育、就労、暮らし、保険、税金、介護、親が亡くなった後のことなど、公的なサポートは結構あります。
そして利用できるものはどんどん利用したらいいです。

わが子に障害があったらどうする

本書は、障害があることで利用できる福祉サービス、公的な支援策、経済的なサポート制度などを、
本人の年代やシーンごとに紹介しています。こういった制度を知ることで、漠然とした不安を抱えて
いる状態から、悩みの具体的な課題を明確にします。そして、自分たちは今後どんなことを準備して
いけばいいのかも見えてくるはずです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

広瀬すずちゃんが、18歳からの選挙権をアピール

広瀬すずちゃんが、18歳からの選挙権をアピールしています。 「選挙は私たちが主役」 その通りです。 投票日は、私たち国民が政治の主人公であることを確認する日でもあります。 そして、当選者や政党が国民に …

「してもらう支援」「してあげる支援」ではなくもっと自由に生きたらいい

いろいろな会に参加して思うのですが、なんだか、「させたい、させよう」支援が多いような気がします。 親や関係者が勝手に決めたゴールに向かわせているのではないか? なんとかして社会の一員に当てはめようとし …

「できませんでした」が「頑張ります」に変わってきています

分からないから知りたくなるし、できないからできると楽しいんです。 もしも、できることばかりであったら人生はつまらないと思いますよ。 私は、疑問や分からないことなどの課題を見つけたらとてもワクワクします …

困っている人がいれば助ける、助けたいと思うのは当たり前のこと

マスコミの報道は、本当に無責任だと感じています。 「違い」が差別を産むのではなく、社会的な関係性が障害による差別を作っています。 「障害者」が本当に理解してもらいたいことは何かということを考えて関係性 …

マイナンバー通知に点字表記なし 視覚障害者に不安

マイナンバーに関して視覚障害者から不安が寄せられています。 総務省に「なぜ十分な配慮がないのか」と問い合わせたが答えはなかったということです。 マイナンバー通知にもカードにも点字表記はありません。 視 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料