教育

学習障害で才能の芽を潰さない上手な伸ばし方

投稿日:

こんな簡単なことさえできないのが「学校」というところです。
その理由は、「みんなが同じようにさせること」が目的になっているから。
目的を方向転換するだけで簡単にできるのに、なんで他人の目ばかり気にするのでしょうか?
教員が自立できていないということですよ。
細かく分析して指導に当たっている教員は少ないと思います。
学習障害を「障害」にしているのは、子ども本人ではなく、文科省や教育委員会を含めた教える側の教員集団の方です。
教員サイドの問題点はいくつかありますが、総じて教員の力量不足だということです。
・みんなと同じ内容、同じ方法で学習することが大事だという固定観念が刷り込まれている
・管理職を含めた学校全体の共通理解ができていないため、自分の学級だけ「特別」なことをすると調和を乱すと思いこんでいる。または上からの指示がない「違うこと」は怖くてできない。
・学習障害についての理解ができていない
・そもそもどんな対応をしたらいいのかが分かっていない
・支援の仕方は分かっていても、教室の中での実践をしようとしない、できない
・個別支援の必要性は感じているが、一斉指導で(教員にとって)楽な授業展開をすることしか考えていない
・できない子がいても仕方がないという、諦めや開き直りで授業を進めている。できないのは本人努力が足りないという自己責任という言い訳、責任逃れ
・その子だけ特別なことはできない、時間が確保できないなどという言い訳が優先している
などがあります。
その一番のベースになっていることが、「みんなが同じ内容で同じようにさせることが正しい」「障害のある子の指導は”特別なこと”である」という学校教育についての誤った認識とそれを正そうとしない姿勢です。
まずは、このような誤った認識と思いをバッサリと捨て去ること。その上で具体的な支援や学習スキルを身につける必要があります。
というのが、私の考える授業改善策、学習改革です。というか当たり前のことを当たり前にしようというだけのことなんですけどね。
わが子が学習障害だったとしたら?
「才能の芽を潰さない」上手な伸ばし方

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

小学校でのプログラミング必修化、その内容や細部はこれから議論って?

「2020年から実施することだけ」が決定していて具体的な中身の検討や環境整備はこれから? あと3年でどれだけ準備ができるのか疑問点はたくさんあります。 思うに、直前になって学校現場に丸投げ、見切り発車 …

子どもの思いも聴かないであれこれ押し付けるんじゃない!

子どもの思いも聴かないで大人の都合であれこれ命令して押し付けるんじゃない! 今回の一斉臨時休校要請についても大人たちは子どものことを何も考えていないことが分かります。 子どもたちの思いや意見は全く聞か …

子どもに怒鳴っっても全く教育効果はありません!教員の力量のなさです。

障害のあるなしにかかわらず、子どもに怒鳴ったり、けなしたりしてはいけません。 それは教育とはいいません。 怒鳴ったり、けなしたりするのは教員の力量のなさを表しています。 健診で起きた事件を振り返り、私 …

高校の特別支援教育ではどんなことをしているの?

学校教育法は、特別支援教育の実施について特別支援学校や小中学校だけではなく、「高校もその対象になる」と明記しています。しかし、実際には小中学校の通級指導のような「特別の教育課程」を編成する制度が高校に …

2E( Twice Exceptional )の理解、特徴と判定法、能力を発掘して育む6つの教育法を紹介

WISCなどの知能検査を受ける子どもが増えていることにより、認知の偏りの実態が詳細にわかるようになりました。 認知の偏りが極端な例として2E( Twice Exceptional )が知られています。 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料