暮らし

平成29年度版 鳥取市・倉吉市 こどもの発達支援のための社会支援ガイド

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鳥取市こども発達・家庭支援センター発行「平成29年度版 こどもの発達支援のための社会支援ガイド」

各機関の一覧だけでなく、それぞれの役割や内容も載っているところ、親の会も掲載されているのがいいですね。
行政の案内には親の会が認知されていないことも多いのですが、このように行政と保護者が連携できる案内はいいです。
親の会も掲載されていますが、それぞれの会では横の連携はされているのでしょうか?
不登校についても教育委員会、フリースクール、親の会も関係づけて子どものために連携ができるといいです。
ひきこもりについても教育、福祉、就労支援機関を結ぶことで、どこへつながるのか先の道案内ができるようになります。
このようなガイドがあると、「困り感」に対してどんな相談機関があってどこへ行けばいいのかが分かりやすいです。
これは鳥取市こども発達・家庭支援センターが作成していますが、他の市町村でも作成しているものがあれば、それらを結ぶことで県全体としての「マップ」にしていくことができます。
このガイドを元にして「利用者の声」なども入れていくと、さらに便利になります。
「うちの子はこうだったので、どこそこに行ったところ・・・」
「こういうことに困っていたけど、相談に行ったらどうだった」
など、実際に相談に行ったり治療に行ったりしてどうだったのかを載せるようにしたら、自分の子どもさんの状態に近いケースからどこへ行ったらいいのかも見えやすくなります。
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平成29年度版 こどもの発達支援のための社会資源ガイド(PDF)

くらよし子育て応援ガイド 2016

倉吉市では子ども家庭課が「くらよし子育て応援ガイド 2016」という子育てに関するあらゆる情報をまとめたガイドを作成していますが、見たところ、幼児や就学前の子どもさんが中心のようです。
「子育てに関するあらゆる相談窓口」も一覧にしてありますが、鳥取市のように当事者の会や親の会なども載せることで、さらに連携は広がっていきますので、来年度版に掲載されるよう希望していきます。
また、公的な相談機関は平日の8:30~17:00頃までのところがほとんどなので、保護者は仕事を休んで相談に行く必要があります。
土日対応の窓口があれば、休みの日に相談もできるので休日対応もお願いしていきたいです。
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おおまかな概要的なことはかかれていますが、もっと実用的な内容が欲しいです。
暮らしや学習場面での具体的な対応事例など、「読んだだけですぐに使える技術」が欲しいです。
この「シロクマ先生と学ぶ発達障がいのあれこれ」、配布して終わってはいないでしょうか?
何人の教員が、日々これを読んで活用できているでしょうか?
このように、さまざまな資料があることを知り、広く活用していくことが必要です。
「くらよし子育て応援ガイド 2016」(PDF)

とっとり子育て応援ガイドブック

鳥取県では、子どもを安心して産み育てることができる「子育て王国鳥取県」を目指して、各種の子育て支援施策を実施しています。
そして、子どもの成長に応じた主な子育て支援の情報をまとめたガイドブックを発行し、電子データ(PDFファイル)を公開しています。
この冊子は、市町村を通じて、母子健康手帳交付時にお渡ししています。
とっとり子育て応援ガイドブックのダウンロードはこちらから(平成29年7月改訂版)

鳥取県発達障がいリーフレット・ハンドブック

鳥取県では、発達障がい児(者)やその家族の方への情報提供及び県民への理解啓発を目的に、発達障がいについて「知ろう」「気づこう」「支援しよう」をコンセプトに、リーフレット、ハンドブックを作成しています。(2016年11月改訂)
その中に、障がい児・者に対するサービス・支援など県内の相談機関等も掲載されています。
handbook
鳥取県発達障がいリーフレット・ハンドブック(PDF)
鳥取県発達障がい情報発信強化事業

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