今日はサポステの講演会に行ってきました。
田中さんの話の中で勉強になったこと、ヒントになったこと、なるほどなと思ったことがたくさんありました。
・対象者の状態から見るサポステの限界
・学校へ行かなければ、働かなくてはという圧力で本人が一番自分を責めている
・自分らしい生き方とは?就労はゴールではない、いろいろな生き方がある
・仕事のし過ぎはダメ、人生は仕事だけじゃない
・ゆっくり寄り添い、のんびり付き合う
・親も支援者も「地雷」を踏まないこと
・ピアサポートも大切
・親が生ききる、長生きすること
・家庭内ヘルパーという働き方、生き方もある
など、共感できることが多かったです。
そして、「ひきこもりやニートで行き場のない9割の人たちをどうするか?」という質問したことに対して、田中さんから「支援者の資質、スキルが問われている。行政頼りのNPOでは不自由さ、限界がある。その構造的な問題点を解決していく必要がある。」という話を聞き、これからの取り組みの課題が明確になり、より一層のつながり作りの必要性を感じました。
一番の問題は行き場のない人が相談に行ける所がないことです。
だからこそ、個に応じた場所を作り、それらを広く知らせていく必要があります。
そして、就学や就労が全てではないという考え方をしていく必要があります。
社会的な認識が変われば、本人が自らを責めることはなくなります。みんながもっと安心して楽に生きられるようになります。
そして、「親が生ききる、長生きすること」を聞いて、親を大切にすることを改めて考えた会となりました。
また、まさか阪神の鳥谷選手2000本安打の話題が出てくるとは思いませんでした。
共通の話題があると親近感が感じられます。
田中さん、サポステ関係者の皆さん、ありがとうございました。
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執筆者:azbooks