レッドサラマンダーは輪島市に…「能登半島地震」東海3県でも支援の動き 名古屋市は七尾市を“まるごと支援”へ
災害時に各地に出動するこの車両は全国に2台しかなく、そのうちの1台が岡崎市消防本部に配備されている。
レッドサラマンダーが配備されたのは2013年。東日本大震災の津波の現場で救助が難航した経験から、総務省消防庁が購入した。岡崎市は日本列島のほぼ中心に位置し、高速道路のアクセスも良く、各地へ応援に向かいやすいことから選ばれた。
これ、防衛予算で買って各地に配備すべきです。
レッドサラマンダーの価格は1億1000万円、40m級のはしご消防車の価格は1億7000万円程度だそうです。
レッドサラマンダーは日本に2台しか配備されていないので、すごく高いのかなと思っていたのですが、はしご車より安いんです。
はしご車は15mクラスで5000万円〜、40mクラスで1憶8000万円〜、空港用化学消防車が2億8000万円〜だそうです。
これは価格の問題というよりも、意識の差だといえますね。
防衛省は30年度までの中期防衛力整備計画(中期防)で、オスプレイを17機導入する方針を示しています。
このうち5機は27年度予算で、28年度は4機購入しています。
購入価格は1機あたり100億円なので、レッドサラマンダーが100台近く買えますから、それだけでも各都道府県に1~2台配備できる計算です。
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レッドサラマンダーはこれまでは一度も出動実績はなく、「宝の持ち腐れ」と揶揄する声もあったそうです。
現実としては防衛省ではなく消防庁の予算からになるのですが、火災に備える消防車と同等に、これだけ災害の多い国の備えとしては必要でじゃないでしょうか。
少なくとも100億円もするオスプレイなんかに使うより、よっぽど国民のためになりますよ。
鳥取県は昨年は中部地震、今年は2度の大雪で暮らしに大きな影響が出ましたが、災害が起こるたびに備えの大切さをいうのであれば、しっかり予算をつけて対策を講じておくべきです。
オスプレイなんか要らないからレッドサラマンダーを買うべきですよ。