暮らし

市民意識調査の市民の意見が十分に施策に反映されていない

投稿日:

幅広い人たちからパブリックコメントを募集することはいいことだと思います。
鳥取県も倉吉市もこれまでもいろいろな企画や事業について、このような形でパブリックコメントを募集しています。
昨年、国への「宿題提出」間際になって募集された、地方創生に関するパブリックコメントを提出したのですが、公開されたコメントはごく一部で担当からの回答は満足いくものではありませんでした。
提出されたコメントは少数で、一方的な回答に終わっています。
「提出された意見は、個人情報等を除き公表することがある」ということなので、公開目的だったのですが、これでは県民や市民の意見が届いているとは思えません。
さまざまな形で市民意識調査もされていますが、市民の意見が十分に施策に反映されていません。
また、公開シンポジウムなども行われているのですが、参加者の意見を聞く時間があまりにも少なすぎます。
そのために、深まった議論になっていないことが大きな問題です。
幅広い意見をしっかり伝えるためには、意見交換の場を設定しその場において、様々な課題や問題点を考えていくことの方が大切だと思います。
形だけで済ませるのではなく、しっかりと市民の声を受け止めて事業計画を作ってほしいものです。
市民の人権問題に対する意識の変化や人権問題の多様化と複雑化、そして、差別事象が悪質化するなどの課題が見られます。
また、平成24(2012)年度の人権・同和問題に関する市民意識調査において、様々な人権課題についての市民の認識が不十分な点が上げられます。このような課題や問題点に対応するため、「第5次倉吉市あらゆる差別をなくする総合計画(素案)」を作成しました。
第5次倉吉市あらゆる差別をなくする総合計画(素案)に関するパブリックコメント募集
http://www.city.kurayoshi.lg.jp/p/gyousei/div/kikaku/jinkenseisaku/5/

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

食を通じた不登校生の安心安全な居場所づくりを行う「寄り添いを考える会」

不登校生の安心安全な居場所づくりを行う「寄り添いを考える会」、素晴らしい取り組みですね。 鳥取県でも不登校経験者が昨年12月から「おはなし会」という居場所作りを始めました。 学校に行かないことは、積極 …

2022年のテーマは「断」「本気」で「断つ」

2021年のテーマは過去をリセットし自分中心の「わがままな年」と決めていました。 そして、イヤなこと、やりたくないことはやらない、やりたいことだけやった自分中心の「わがまま」な一年となりました。 自己 …

「夢を紡ぐ子育て支援」のための予算配分や人の配置は不十分

安倍氏は、総裁記者会見で第二の矢は「夢を紡ぐ子育て支援」と述べています。 その内容は、 ・希望出生率1.8の実現 ・経済的な理由などで実現できない残念な現実 ・「結婚したい」と願う若者の、背中を押すよ …

社会の偏見や無理解のために「ひきこもり」を隠さなければならない

社会の偏見と無理解によって「ひきこもり」だと打ち明けられない風土があります。 様々な支援機関ができていますが、相談窓口に行くことができないのはそのような世間の風土によることも大きな要因です。 不登校も …

障害者のために”してあげる支援”という認識を変える必要があります

「障害は不幸」 「障害者は可哀想な人」 「”障害があるのに”頑張っている姿が素晴らしい」 だから「健常者」が助けてあげよう 障害者だから、みんなが配慮してあげよう という前提で番組が成り立っていること …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料