新型コロナウイルスの判定にPCR検査が使われています。
その際に「陽性と判定する基準」がCt値です。その値の設定によって結果に違いが出ていかようにも調節されてしまいます。
つまり、Ct値を高く設定すれば微量のウィルス量(残骸や従来のコロナウイルスでも)陽性と判定されてしまいます。ところが実際に感染性を有する感染者のCt値はわかっていないのが現状です。
さらに、Ct値には国際基準がありません。国によって基準値が異なります。
だから、日本より基準が低い国でPCR陰性だった人が、来日して陽性と判断されても当たり前な事なのです。
日本ではCt値が40で陽性としていますが、台湾では35中国では37~40、アメリカでは40前後で運用されているようです。
そのために、アメリカでは陽性者が多く、台湾では陽性者が少なくなっています。
また、日本でPCR検査をした場合でも、 基準を高くすればPCR陽性の人が増えて、低くすれば陽性の人が減ることになります。
要するに検査者数の多少にかかわらず
Ct値を変えたら陽性者数を操作できてしまうのです。
つまりPCR検査の信頼性はそれほど高くないということです。
問題なのは陽性と判定するCt値の設定いかんで結果がいかようにも調節されてしまう点にあります。Ct値を高く設定すれば微量のウィルス量(残骸や従来のコロナウイルスでも)陽性と判定されてしまいます。ところが実際に感染性を有する感染者のCt値はわかっていないのが現状なのです。
Ct値には国際基準も存在しません。ですから各国基準値が異なります。日本より基準が低い国でPCR陰性だった人が、来日して陽性と判断されても当たり前な事なのです。日本ではCt値が40で陽性としていますが、台湾では35中国では37~40米国では40前後で運用されているようです。
最近では自費で安価なPCR検査センターが東京を中心に出現し、地方でも郵送で検査を受けられるようになって検査数が大幅に増加しています。これらで陽性となった数は保健所に報告されますが、陰性者の検査数はカウントされません。これが陽性率を押し上げる原因となり、実効再生産数の計算も実際との乖離が生じてしまいます。
PCR検査について (2021-01-18)