教育

やる気の出ない宿題なんかしなくたっていい

投稿日:

やる気の出ない宿題なんかしなくたっていいんです!
やりたくなるような内容だったらやればいいですが、無理やりやらせるのは無茶苦茶です。
本来、勉強は学校でやるもの。
残業(居残りや宿題のこと)手当ももらえない、やっても効果が出ない宿題なんて罰ゲームにしかなりません。
やればやるほど、子どもは勉強嫌いになっていきます。
繰り返し漢字ドリルや計算ドリルは、何を目的にやらせているのか考えている教員はほとんどいないでしょうね。
学校全体の宿題としてやることになっているから、他の学年でもやっているからそれに合わせているだけというのがその理由で、なぜ漢字ドリルや計算ドリルなのか深く考えている教員はいないでしょう。
他の宿題でも同じで、それをやることによってどんな力をつけたいのか分かっていません。
子どもも不幸ですが、教員も不幸です。
なんちゃら運動、なんちゃらタイム、なんちゃら学習という「みんなでがんばろうキャンペーン」というものがありますが、あれって提案する側の自己責任の回避と自己満足(もしていないと思いますが)でやってるだけです。
筋トレだってただ重いものを何回も持ちあげたって効果がないどころか逆効果です。個々に合った適切なトレーニングをしているから意味があるのです。
「勉強とは我慢してやるもの?」
「みんなが頑張っているんだから、しなければならない?」
「宿題をしていかないと勉強ができなくなる?」
はあ・・・?
絶対にそんなことを信じてはいけません。
山のような宿題をこなしていくことが学習ではありません。
何のために宿題を出しているのか明確に応えられる人はいないでしょう。
宿題は子どもにとって「害」になることはあっても「益」になることはありません。
出すとしたら個々の子どものメリットになる内容と出し方を工夫すべきです。
一番簡単な方法は、宿題を出さない、出されても宿題はしないということです。
放課後の学習時間増加、小学生は最長 学校主導で宿題増
ベネッセ調査

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

日本の教育はものすごく遅れている。 本人が希望する学校選択ができない

日本の教育はものすごく遅れている。 本人の希望や目的に応じた学校選択ができない。どこかの学校に「在籍」しているという「形」が優先される。 中学校や高校に行っていない子にとっても進学は大きなことです。 …

鳥取県中部の不登校の子どもと親の会「倉吉トトロの会」2月の定例会

昨日は、不登校の子どもと親の会「倉吉トトロの会」が倉吉市文化活動センター(リフレプラザ)でありました。 トトロの会のいいところは、参加しているお母さんが明るく元気だということです。 世話役のお母さんた …

鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会「マップ」を作っています

鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会についてこちらでまとめています。 今後、発達障害などで子育てに悩んでおられる親御さんの相談機関、ひきこもりの就労、障害者の自立支援のための窓口などもまとめて、それぞ …

NHKおはよう日本で「不登校は不幸じゃない」が放映されました

8月23日にNHKのおはよう日本で「子どもの自殺」についての放送がありました。 不登校を経験した子どもたちを取材した内容で、8月19日に全国で開催された「#不登校は不幸じゃない」の発起人の小幡和輝くん …

鳥取県ではオンライン授業への準備は進んでいるのか?

緊急事態宣言が出されれば大阪市立の小中学校で「原則オンライン授業」の方針。 昨年3月の一斉休校から1年が経った。 この3月で「GIGAスクール構想」による「児童生徒1人1台の端末」が揃った。 今、新学 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク