やる気の出ない宿題なんかしなくたっていいんです!
やりたくなるような内容だったらやればいいですが、無理やりやらせるのは無茶苦茶です。
本来、勉強は学校でやるもの。
残業(居残りや宿題のこと)手当ももらえない、やっても効果が出ない宿題なんて罰ゲームにしかなりません。
やればやるほど、子どもは勉強嫌いになっていきます。
繰り返し漢字ドリルや計算ドリルは、何を目的にやらせているのか考えている教員はほとんどいないでしょうね。
学校全体の宿題としてやることになっているから、他の学年でもやっているからそれに合わせているだけというのがその理由で、なぜ漢字ドリルや計算ドリルなのか深く考えている教員はいないでしょう。
他の宿題でも同じで、それをやることによってどんな力をつけたいのか分かっていません。
子どもも不幸ですが、教員も不幸です。
なんちゃら運動、なんちゃらタイム、なんちゃら学習という「みんなでがんばろうキャンペーン」というものがありますが、あれって提案する側の自己責任の回避と自己満足(もしていないと思いますが)でやってるだけです。
筋トレだってただ重いものを何回も持ちあげたって効果がないどころか逆効果です。個々に合った適切なトレーニングをしているから意味があるのです。
「勉強とは我慢してやるもの?」
「みんなが頑張っているんだから、しなければならない?」
「宿題をしていかないと勉強ができなくなる?」
はあ・・・?
絶対にそんなことを信じてはいけません。
山のような宿題をこなしていくことが学習ではありません。
何のために宿題を出しているのか明確に応えられる人はいないでしょう。
宿題は子どもにとって「害」になることはあっても「益」になることはありません。
出すとしたら個々の子どものメリットになる内容と出し方を工夫すべきです。
一番簡単な方法は、宿題を出さない、出されても宿題はしないということです。
放課後の学習時間増加、小学生は最長 学校主導で宿題増
ベネッセ調査
やる気の出ない宿題なんかしなくたっていい
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執筆者:azbooks