教育

子供がネットを利用する際のルール作りの支援を義務付けるのはおかしい

投稿日:

兵庫県が、すべての県民を対象にした「子供がネットを利用する際のルール作りの支援を義務付ける」条例改正案が3月の本会議で採決される見通しで、4月の施行を目指すといいます。
全県民に義務化されるというのは、どうなんでしょうか?
確かに子供のネット依存は問題ですが、支援の義務付けという条例化には疑問があります。
スマホの利用時間を決めることは、行政指導で行うものではなく、スマホの使い方は、それを”貸し出す”親と子の間でルールを決めるべきです。

多くの中学・高校生が利用するスマートフォン。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やゲームに熱中するあまり、18歳未満の青少年が「ネット依存」に陥るのを防ごうと、兵庫県は保護者だけでなく学校や事業者などすべての県民を対象に、利用時間など子供がインターネットを利用する際のルール作りの支援を義務付ける青少年愛護条例改正案を県議会2月定例会に提案した。

子供の脱スマホ依存で“強権発動” 兵庫県が全県民に義務、全国初条例の是非
Wi-Fiの普及により、学校帰りに家に帰らず、親の知らないところでネットの世界へ繋がり遊ぶ子ども達。知らない人と気軽にアクセスできる便利さは危険も潜んでいます。
親の知らないうちに我が子が…警察監修の漫画「ゲーム世界の落とし穴」が生々しい

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校の子どもとその親、学校に伝えたいこと

早期の学校復帰を前提とした働きかけによって、子どもたちは追い詰められています。 親もますます追い込まれていきます。 しかし、学校復帰だけを前提とすること自体が間違いです。 人には人の数だけ生き方があり …

「英語と私」の著者の松本 亨さんは今の学校での英語教育をどう思っているだろう?

二十歳の誕生日に買った松本 亨の「英語と私」。 今読んでもとても新鮮で、というか今、学校で英語教育が推進されている中で考えさせられる内容が多い。 読み返してみると、実に面白い。 新刊書もよく読むのです …

学校を休むことは何の問題もありません

教育行政は学校を休むことを問題にしています。 その考え方自体が間違っています。 「不登校=悪いこと」 「不登校の子ども=悪い子ども」 という考え方こそが問題なのです。 子どもたちは学校を休めないことに …

子どもの学びサポーターズセッションレポート「学びにくさ」を考える

子どもは一人ひとり違うのに、画一的な学校に入れようとすることは不可能です。 学校に行かなければいけないとするから「不登校」という概念が生まれます。 いつどこで学んでもいいとなれば「不登校」という概念す …

教師も子供もチェンジ・メイカーに、経産省「『未来の教室』とEdTech研究会」の発表

教師も子供もチェンジ・メイカーに、経産省「『未来の教室』とEdTech研究会」が第2次提言を発表しました。 日本は教育に問題がある。だから学びの形、学校教育の形を変える必要がある。 という意味で興味深 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料