教育

「マルティプルインテリジェンス理論」好きなことを思いっきりやることが大事

投稿日:

学力とは何か?
学力はどうやって評価するのか?
子どもは何のために学校へ行くのだろう?
行かなければならないのだろう?
何のために勉強するのだろう?
しなければならないのだろう?
この疑問に明確に答えられる人はほとんどいないと思います。
学力の定義も人によって異なるのではないでしょうか。
「学力とは学校の成績だけじゃない」といいつつも、「じゃあ、学力って何なの?どうやって測定するの?」と聞かれても、どうでしょう、答えられますか?
偏差値が高い人が「頭がいい」、学校の成績がいい人が学力があるのか。
最近知ったのですが、「マルティプルインテリジェンス理論」というのがあるそうです。
ググってもらえばいいのですが、ハワードガードナー博士が提唱しているもので、「知能指数(IQ)だけで評価される知能検査は言語スキルや数学的スキルが重視され、創造力や発想力、リーダーシップなど多くの特性を測ることができず、画一的である」という問題意識から、人は生まれながらに8つの知能(潜在能力)を持ち、認知の発達段階を経て子どもは成長をしていくと考えました。
「個性」とはここの知性の組み合わせと強弱で決まり、子どもの持っている潜在能力を成長させていく為の環境が大切であるとして研究を重ねた理論です。
この理論から見てみると、子どもが元々持っている個性、好きなことを伸ばすということがいかに大切かが分かると思います。
オランダ人は親も子も、好きなことしかやらない、やるときは徹底的に楽しむのだそうです。
こうした考え方がベースにあると、子どもの評価は決して学校の勉強の成績や偏差値だけでつけるのではない、ということが分かると思います。
とにかく子どもが楽しいのが一番で、好きなことを思いっきりやることが大事だという考え方です。
子どもでも大人でも、「あ~、今日も楽しかったあ!」といえるということは、8つの知能のうちどれかが伸びているということなんです。
どうですか。なんとなく納得がいくと思いませんか。
私は理論的に納得ができました。というか、「やっぱりそうだよね、好きなことをやったほうが楽しいもんね」「夢中になってることを人に話すことほど楽しいことはないもんね。」という感想ですね。
マルチプルインテリジェンスって何!? 良いところを伸ばすオランダ流の教育とは?
学び方は一人一人ちがっている! ~「学び方を学ぶ」授業と協同学習
IQだけが知能でない。多重知能理論の可能性

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

自由創造ラボたんぽぽ発行の小冊子「ありのままで」が届きました

米澤 美法さん主宰のNPO法人自由創造ラボたんぽぽさんが発行した小冊子「ありのままで」が届きました。 私も保護者の方や教育関係者に渡そうと思って、20部ほど注文しました。 これは冊子発行と、配布のため …

臆病な僕でも勇者になれた七つの教えはRPG冒険ファンタジーだ

『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』 いやあ、じつに面白かったです!! 次の展開がどうなるのか気になって一気に読みました。 本のタイトルを見ると「自己啓発本」のような感じですが、まるでRPGを見てい …

「プログラミング教育」は誰のためにやるのか その本質を問う

2020年度から小学校での「プログラミング教育」の必修化が決定しました。 それに呼応するように、プログラミング教育ブームはここ数年ますます盛り上がりをみせています。 教育現場では数年後を見すえて実証実 …

日本の教育の「皆同じでなければ」への違和感を感じています

子どもたちが興味のある話題から入るからこそ、主体的な学びにつながる。 先生も、さまざまな方向に導いていく問いかけが非常にうまい。 決められたことをこなす画一的、一方的な日本の学校とは大違いです。 日本 …

橿原市立中学校生徒自殺に関する調査報告書は無責任だ

奈良県橿原市畝傍中学校で2013年3月に中学1年の女子生徒が自殺した件。 学校側は「自殺は家庭内の問題」と主張、市教育長は、いじめと自殺との因果関係は「低い」と否定していました。 そこで、自殺した女子 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク