みんながもっと素直になればいい。
何か問題が起こるたびに繰り返される謝罪会見や責任追及。
学校がどうの、親の育て方がどうの、いままで無関心だった人たちが「事」が起こってからはじめて動き始めている。
犠牲になっているのは、いつも子どもたちです。
「事」が起きてからやったのでは遅すぎます。
「今の子どものことが分からない?」って、普段ほとんど向き合おうとしていないのに、大人として関わりを持とうとしていないのに、理解することなんて不可能です。
立場上の発言だったり、世間体を優先して保身に走ったり、大人の威厳を守るために上辺だけの言葉を言ったりその場逃れの対応をしたり・・・
これって、対処療法にすらなっていません。
その場を必死に回避しようとして、頭でこねくり回した言葉を使っても、子どもたちには何にも響きません。
自分の弱さ、辛さをそのまま伝えたらいい。
「あなたのことが心配だ。」
「寂しい。」
「悲しい。」
「辛い。」
感情をそのまま体で伝えたらいい。
”大人たちは頭を使い過ぎますよ。
子どもたちが待っているのは、考えてもらうことじゃない。
そばにいてくれることです。
それを頭で考えて、言葉でこね繰り回すから、むしろ言葉で子どもたちを傷つけて追い込んでいる。
素直になればいいんです。
そして、言葉を捨てればいい。
教育に言葉は要らない。”
5000人以上の少年少女と向き合ってきた水谷先生の言葉
水谷です。君が死ぬのは哀しいです
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執筆者:azbooks