学校の再開をどうする、9月入学まで言い出す人たちまで出てきました。
大人たちは9月1日がどんな日か知っていますか?
9月1日は楽しい学校の始まりになっていると思いますか?
9月1日に、日本の学校で何が起こっているか知っていますか?
子どもたちにとって、9月1日が悲劇の日であることを知っていますか?
そこに子どもたちの声がありますか。
休校、再開、オンライン授業、9月入学?
今考えないといけないことはそんなことじゃない。
今最も考えなければいけないこと、やらなければいけないことは何なのか?
学校に行くのがイヤで子どもが自殺する。
これが現実に起きている日本の学校教育っていったいなんのためにあるのか?
このような危機下にありながら、何のために国は「形式」を守ろうとするのか?
みんなどこを向いて学校教育を作っているのか?
国民たちの相互監視が始まっている。みんないったいどこを見てるのか。
みんな学校に殺される
そんな学校を今変えるチャンスなのに、また元の学校に戻すのか?
覚悟のない大人たち
これまで誰も責任をとってこなかった大人
お互いに責任のなすり付け合い
手柄の取り合い
学校の在り方、学校ってなんだ?
大人たちはそれを本当に考えてきたのか?
大人が勝手に決めて、ぼくたち子どもの声を聞いているのか?
何かも決めるのは大人、ぼくたち子どもはそれに従うだけなのか?
今も、この瞬間も子どもたちの声は大人に届いているのだろうか?
あなたの生き方は自由に自分で決めたらいい
学校に行くのがイヤで子どもが自殺する。
これが現実に起きている日本の学校教育っていったいなんのためにあるのか?
学校に行くことは子どもの義務でもなんでもない。
学校に行かないという権利も自由もすべての子どもにあります。
学校にもどこにも行かなくてもいい。
とにかくあなたがそこにいるだけでいい。
あなたの生き方は自由に自分で決めたらいい。
できる、できない
強い、弱い
頑張ってる、頑張ってない
学校に行く、行かない
こんなことどうでもいい。
~しないといけない
~するもんだ
みんながしているから
こんなこともどうでもいい。
するしないは自分で決めたらいい。
する自由だってしない自由だってある。
学校に行かないという選択もある。
どちらがいいとも言えない。
何をしなくてもそのままでいい。
あなたはあなたのままでいい。
そこにいるだけでいい。
自分中心で考えたらいい。
あなたの気持ちを受け止めてくれる人は絶対にいる。
そんな人との出会いも必ずやってくる。
出会いは「自分らしさ」に気づくことができる。
学校は命をかけてまで行かなくてもいい。
あなたはあなたのままでいい。
そのまま、今のままで大丈夫。
いまここにいることが大事なんだよ。
このまま日本の学校教育をほっとけない!
子どもが「自殺以外に他の道がない」と思わせているのは日本の学校教育が間違っているからです。
それに「NO!」と言えないで続けてきたのは私たち大人の責任です。
だから、「では何が大切で何をすべきか」考え、それを変えていくのが大人のやることです。
その一つが、自分自身が「NO!」といい続けること、「NO!」といえる子どもを育てていくことです。
「何のためにボクは生きているの?」
まさに、この答えを見つけることができないで苦しんでいる子どもたちに何が必要なのか、大人が問われているのだと思います。
子どもたちに「死んではダメ!」という大人はいるけど、私たちは生きていく意味を本気で伝えているだろうか?
学校っていったい誰のためのものなのか?
今、すべての大人たちに考えてもらいたいです。
ぼくは「ここにいる」
子どもたちからのメッセージです。
子どもたちからのメッセージを聴いてください。
こどもたちの声を直接受け取ってください。
ぜひ、動画を見て、あなたの思いも聴かせてください。
教室の窓越しに ぼんやりと空に問う
何のため ボクは生きているの? 分かんないよ
教科書の余白に描いた理想のボクは
オトナ達の言いなりじゃない
飛ぶ鳥のような 自由があって
夢を魅せたくせに 叶えれる才能(チカラ)を
与えてくれないなんて 辛くなるだけだよ
スカートの丈さえ 決められた長さで
やりたいこともできずに ボクはどこにいるの?
知りたいと思わないことばかり学ばされ
気づいたら自分の言葉さえ 失くしていた
はじまりのチャイムに 背筋伸ばすけれど
気持ちはもう 折れかけてる
“ふつう”と云う トリカゴから逃げたい
死んだような目をして 生きて行くのは嫌だ
だけどひとり飛び立てる 勇気なんてなくて
髪の毛の色さえ 自分で選べないで
やりたいこともできずに ボクはどこにいるの?
心の中 声がする”ここにいる”と
ブラウスの1番上まで留めたボタン
息苦しくなって ため息が出てしまう
空は綺麗なのに ボクには届かない
脱ぎ捨てて 羽ばたきたい 誰か聴いて
夢を魅せたくせに 叶えれる才能(チカラ)を
与えてくれないなんて 辛くなるだけだよ
スカートの丈さえ 決められた長さで
やりたいこともできずに ボクはどこにいるの?
心の中 声がする”ここにいる”と
(ダーリン・イン・ザ・フランキスというアニメの歌の歌詞)
【ダーリン・イン・ザ・フランキス】XX:me – トリカゴ フルを叩いてみた / DARLING in the FRANXX ED1 Torikago full Drum Cover
9月1日を最悪の日にしないために
現場の教員もがんばっている。
親も子どもを応援している。
社会的な理解も少しずつ広がってきている。
学校以外の居場所も少しずつ増えてきた。
しかし、不登校の子どもが減ることはない。
子どもの自殺も増え続けている。
学校現場の個々の教員の努力や親の応援だけではどうしようもないのです。
毎年、9月が近づくと全国の学校には非常事態宣言が出されています。
非常事態宣言が出ても、毎年子どもの自殺は増えています。
なのに、何も変わらない、学校も変えようとしてこなかった。
変えようとすれば変えられるのに、誰も変えてこなかった。
コロナのために9月始業式??
そんなこと絶対に無理。
本質はそこじゃない!
ただ開始の日をずらしても何の解決にもならない。
子どもが何人自殺したら学校というものが変わるのでしょうか。
居場所が増えても「学校教育システム」を変えなければ、学校そのものが安心して過ごせる場にならなければ、9月1日が最悪の日であり続けます。変えようとすれば変えられるのに、それをしてこなかった大人の責任を今、果たすべきときだと思います。
3月が自殺対策強化月間だったことも、誰も知らなかったでしょうね。
夏休み明け前後に増える自殺の要注意サイン
2013年9月に「いじめ防止対策推進法」ができたが、残念ながらいじめも不登校も子どもの自殺もなくなるどころかむしろ増えている。
この夏休み期間中、ネットなどで死ぬ方法を検索したり、具体的な計画を立てている子もいるという。
どうしたら子どもが追い詰められているサインに気づき、助けることができるのか?
自殺した子どもたちに共通していたのは次のような徴候だったという。
1つは「原因不明の体調不良」
自殺に至る前、多くの子どもたちに頭痛や腹痛、発熱、下痢、食欲不振などの症状が見られた。
もう1つは「視線恐怖症」
フードを被って外出する、外出や人混みを怖がる、外出した際、周囲を非常に気にするという形で現れることがある。
さらに、「自分を守るための回避行動」
学校や部活に行きたがらない、親に黙ってサボる、宿泊行事に参加したがらないことなどが挙げられる。
学校の人間関係が要因となる自殺。これは子どもだけでなく教員にも当てはまることだと思います。
そして、自殺の危機が高まった子どもに対しては「TALKの原則」で対応することを勧めている。
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