仕事

若者の基礎能力が不足してるって、それは大人の責任でもあります

投稿日:

「無職や非正規の状態を脱して、正社員として就職をしたい」と考えて実際に就職活動に取り組んでも、学歴や職歴、ブランクなどの経歴の不足、コミュニケーションや主体性などの基礎能力の不足から就業する機会を得られない若者は少なくありません。

若者の基礎能力が不足してるって、それは大人の責任でもあります。
そうさせていないのは、若者の自己責任だと片づけることは間違っています。
就職支援プログラムとか就職支援活動とかの「仕掛け」も大切ですが、「日常的」に大人が若者に声をかけていくことができているでしょうか?
社会とのつががりを作ったり、就業する機会を得る方法は訓練やイベントで皆が同時に一斉に活動するスタイルだけではなく、大人が積極的に個々の若者に働きかけていくことが必要です。
身近なつながりを広げていくことで若者たちの持っている力を発揮できる場へと導くことができます。

大人個々が若者個々にどう関わっているか

○○型とか○○方式とか○○イベントとか、それはそれで否定はしませんが、「形だけ」にまとめることに意味はありません。
その多くは、「やった」といだけで企画する側の自己満足で終わってはいないでしょうか?
大切なことは自己発信をどう受け止めて次につなげていくかですから、日常的な関わり方が必要なのです。
つまり、大人個々が若者個々にどう関わっているかなんですよ。
そろそろ、このような形での取り組みから卒業してもいいのではないでしょうか。
向学心、向上心のない子どもなんていません。
もしも、それがないように思うとしたら、周りの大人の側に問題があるのです。
様々な理由から働くことにつまずいた若者の就職を支援する-企業とNPOが連携し、若者の再チャレンジを支える

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-仕事

執筆者:

関連記事

障害者が働くための配慮とは思いではなく、仕事をするために必要な環境を整えること

発達障がいのある人たちへの支援ポイント「虎の巻シリーズ」でも紹介していますが、障害者が働くための配慮とは「思いやり」や「気遣い」ではなく、仕事をするために必要な環境を整えること。 障害者は働く環境に障 …

ALSになっても、出来ないことは何もない。恩田聖敬

恩田聖敬さんと株式会社仙拓の社長である佐藤仙務さんとの対話が載っています。 佐藤さんは、生後10カ月で10万人に1人と言われる難病である脊髄性筋萎縮症と診断され、それ以来寝たきりです。 佐藤さんからし …

10年分の志望企業ランキングから見える就活生たちの姿

毎年、就活に関するさまざまなデータが公開されていますが、注目されるのは「志望企業ランキング」です。 このサイトでは、この10年を通して学生の志望度が安定していた業界、および経済指標などとの関連性が見ら …

ゲーム・チェンジャーの競争戦略を読み解く

この本、実に実践的で面白いです。 いま、異業種競争はますます激化しています。 「ゲーム・チェンジャーの競争戦略を読み解く」では、そうした戦いのなかで競争のルールを破壊している企業(プレーヤー)の戦い方 …

公務員ほど価値観や世界観の狭い職種はない、公務員こそ2枚目の名刺を持とう

公務員ほど価値観や世界観の狭い職種はないと思います。 異年齢、異性、異業種の自分の仕事と関係ない人とつながることで、仕事の幅が広がり、自分にも職場にもメリットが多いです。 また、名刺は自分を「売る」ツ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料