携帯やゲームを「みんなが持っているから」「子どもに持たせたいから」と、親が安易な与え方をしてトラブルに巻き込まれるケースが増えています。
親自身が携帯電話・スマホを「便利そうだから」と安易に購入し、その危険性を理解しないまま肌身はなさない日常になっている今、機器の使い方について子どもを一方的に叱って親子関係がまずくなっているケースも少なくありません。
子どもに与えたのは、100%親側の責任です。
与えてからではなく、はじめに与えるときが肝心なのですが、親も理解していない状態で使わせていることが問題なんです。
「こんなことになるなんて!」と後悔するのであれば、携帯もゲームも使わなければいいだけのことです。
携帯やゲームがなくても生活はできますし、必要な機能だけ使えば十分です。
私は、携帯は高額な利用料金を負担してまで所有しなければならないものではないという考えです。
必要なら必要なものを使えばいいだけのことなんですが、そのためには利便性だけでなく危険性も事前に勉強する必要があります。
なんでも使い方次第、使い物によってよくも悪くもなるのです。
保護者への調査では、子ども専用の何らかの端末を持たせている割合が55.5%。多かったのは、携帯ゲーム機、子ども用携帯電話、市販のタブレット端末。
子どもに使用・所有させた理由は「子どもにせがまれたから」が最多で38.7%。
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https://www.kyobun.co.jp/news/20160222_03/