教育

「腕試し」受験 採用辞退多数 鳥取県小学教員試験早く22年度合格203採用108人

投稿日:2024年3月5日 更新日:

これ今に始まったことじゃないよね。
県教委亀井主査は「少しでも鳥取に来たいという気持ちを高めたい」と話したというけど、教員の労働環境や給与体系を改善しない限り教員の成り手はどんどん減っていく。
さらに採用されてもこのまんまだとすぐに辞める若い人も増え続ける。
そして、採用予定数に足りていない人数はどうやって確保するつもり?
校内で掛け持ち仕事を増やして対応?
これからも定年退職後の人たちの善意ボランティアに頼るつもり?
まあなんも変わらんだろーね。
教員はしんどくなっていくばかり、子どももしんどくなっていくばかりだわ。

鳥取県の試験は他の都道府県に比べて早く、22年度の1次試験は全国で2番目に早い6月19日に設定。倍率が全国最高だった高知県(9・4倍)は最も早い6月18日、島根県は7月10日だった。

 鳥取県が受験者の確保を目指す背景には、県外の学生を取り込まざるを得ない特有の事情がある。県教委によると、県内の大学には全国で唯一、教育学部がなく、教員を目指して教育学部への進学を希望する地元高校生は島根大など県外の大学に進学する。

ただ、合格者がそのまま採用に結びついていない。22年度の試験は497人が受験し、合格者は203人、採用者は108人で、採用予定者数の150人に届かなかった。受験日が他県より早いため、学生の中には、本命の地元の採用試験前の「練習」として受験し、合格しても内定を辞退する傾向がある。

 県教委教育人材開発課の亀井修平教育人材開発主査は「倍率が高いことが良いとは限らない。学生は地元や大学生活を送った土地を好み、縁のない土地を選ぶ人は少ない」と嘆く。県内で教員になった県外出身者がいずれ地元に帰る懸念もあるという。

「腕試し」受験 採用辞退多数 鳥取県小学教員、試験早く 22年度合格203、採用108人

公立小中学校で先生の数が足りていないのは誰の責任か

鳥取県の小中学校も教員の定員に満たしていません。
足りない分は他の教員が相当無理して兼務しています。
これは長年あぐらをかいていた教育行政の失敗例のひとつです。

公立小中学校で先生の数が足りていないのは誰の責任か

小中学校で教員の数が足りないから誰でも臨時採用する理由

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学校に行く理由がわからない。学校で学べることは学校の外で全て学べる

学校に行く理由がわからない。学校で学べることは学校の外で全て学べる。 自分に合った学びの場がないのなら、自分で作っちゃえばいいんですよね。 ハコだけあれば、中身はいくらでも変えられます。 ハコがなけれ …

被害者が我慢しなければいけない学校も社会も間違っている

被害者が我慢しなければいけない学校も社会も間違っています! いじめを見てみぬふりをしている学校の教員も加害者です。 口だけで「いじめは許さない」といっている教員や教育委員会がいじめを許しているのですか …

鳥取県いじめ・不登校対策会議の考える「不登校問題」とは何か?

「不登校問題」という表記ですが、 彼らはそもそも「不登校の何が問題」だと考えているのか? 過去の報告書を読むと、その出発点から間違い。 さらに、いじめと不登校は無関係ではないけど同じ土俵で話し合いをす …

鳥取県 不登校の理解と支援のための教職員研修資料

不登校やひきこもり、発達障害などで悩んでいる保護者の方は多いですが、まずどこに相談に行ったらいいのか?はじめの一歩が踏み出せない人が少なくありません。 一番身近なのが学校なのですが、誰に相談すればいい …

京都府総合教育センターの教育コンテンツがおすすめです

京都府総合教育センターの教育コンテンツ、すごくいいです。 これまでの実践研究の事例もたくさん載っていて、これぞ教育の専門性が出ている濃い内容だと思います。 特別支援教育支援のためのコンテンツ ・読み書 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク