教育

中邑賢龍さんの研究や活動の原動力は「世の中に対する怒り」がエネルギー

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このROCKETプロジェクト、「すごいな、うちの子も行かせたいな」って思っている親御さんも多いと思います。
彼はやっていることもスゴイですが、その考え方というか理念というか、それが根底にあって10年先、20年先を見て具体的な取り組みをしているところが素晴らしいです。
Rocketの米子説明会、中邑賢龍さんの話はワクワクすることばかり!
私は人とのつながりが一番大切だと思います。
今は家族や親戚と学校の教員しか関係を持っていない子がほとんどです。家と学校以外の世界を知りません。だから子どもの世界は非常に狭いです。
収入云々にしても、少なくとも義務教育期間にそこまで心配する必要はありません。
その間にどんな人と出会って「こんな大人になりたいな」「こんな仕事をしたいな」と思えたらいいんです。
そして、「好きなことを仕事にするにはどうしたらいいか」まで考えられるようになったらいいです。
そのためには、我慢して仕事している大人ではなく、人生を楽しんでいる大人との出会いが必要です。
今の子どもたちって好きなことをとことん飽きるまでやっていません。大人たちがやらせていないといった方がいいですね。その一方でやっている子はそれに向かって楽しく頑張っています。それが好きだから、それがやりたいからです。
それができないのは周りの大人の責任だと思います。
ROCKETプロジェクトは、そのための場の設定と人とのつながりを提供しています。

学校の勉強ができない?それがどうした

学校の勉強ができないというのも、「そういうものさし」で測定した一面での評価にすぎません。
国語、算数などの教科も教育課程というカリキュラムに合わせて設定されているだけのものです。
なんで算数や数学を勉強するの?っていわれますが、それは生きていくために必要なこと(も)あるからです。
暮らしの中で算数や数学で勉強したこと全てが必要な人なんてほとんどいません。
だったら勉強しなくてもいいのでは?
そうではありません。
自分が何かやりたい、こんな仕事をしてみたいと思ったときに、国語や算数の力が活きてきます。
だから、別に国語や算数の勉強からスタートしなくても何かやりたいと思ったときに勉強し始めたっていいんです。
どんなことをするにも、国語や算数の力は必要です。
だから、国語、算数の成績がどうだったのかではなく、自分にとっての必要感で評価したらいいんです。
Rocketに来ている子どもたちも国語が嫌い、算数が苦手、読み書き障害があるといっても、好きなことをするために国語や算数の力を使っています。それは勉強の成績を上げるのが目的ではなく、好きなことをするために、それを実現しようと考える必要があるから国語や算数の力を使っているんです。
だから、学校の評価なんかどうでもいいんです。
ただそれだけのものだから、通知表なんかどうでもいいんです。
大事なことは勉強ができるできないではなく、自分の目標に向かっての自己満足感、自己達成感です。
それを判断する「ものさし」は自分の中にあります。
そのものさしは、一人ひとりが違います。
教科の枠なんて、ただ単に「カリキュラム編成上」のカテゴリー分けにすぎません。
もちろん、「有名高校、有名大学に行きたい」という目標がある子は、それに向かって教科の勉強を頑張ったらいいんです。
それで自己満足感、自己達成感が得られるのなら、それをやったらいいんです。
別に学校の勉強を否定しているわけではなく、自分の目標、自分のやりたいことに向かうために利用したらいいということです。

学校の勉強って何のためにするの?

算数や数学はいろいろなことに役立ちます。
大人になってから勉強したっていいんです。
仕事をするときにも国語や算数の力を使っているんです。
どんな仕事だって必要です。
これは、国語や算数の勉強ができるできないとか成績を上げるのではなく、仕事をするために必要だから使っているんです。

中邑賢龍さんはこう言っています

中邑氏の研究や活動の原動力は何かと問うと、意外な答えが返ってきた。
「怒りですよ。世の中に対する怒りが、僕のエネルギーです。目の前に当たり前の事さえ叶えられない人がいっぱいいる。それが腹立たしい。そもそも人間は平等だなんて言う人もいますが、そんなことはないですよ」
多くの人はここで止まっていますが、中邑さんは「だからこうしたらいい」「それならこんな方法がある」と具体的に何をしたらいいかいっしょに考えて「実行してしまう」ことがすごいんです。
人間は生まれながらにして平等ではない。しかしながらテクノロジーが人を平等にする
「今不登校の子どもたちにRocketに来ている子どもたちが生き生き活動していることを知ってもらう。そして、楽しそうだな、自分もこのままでいい、自分もあんな風になりたいなと感じてもらいたい」
「せっかく学校に行かないのだから、自分の好きなことだけしたらいい」
「発達障害の子たちを『普通にしよう』という発想を捨てないと」
「テクノロジーがいくら進歩しても、人の意識が変わらなくては、技術はまったく生かされないことになりかねない」
「どの子どもでもその子なりの育ちを支援してあげたい」
もっと詳しいことを知りたい人は、こちらの本をどうぞ。

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異才、発見! 枠を飛び出す子どもたち (岩波新書) [ 伊藤史織 ]
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読字・書字障害などで学校の勉強に取り組みにくい子にはこんな方法があります。
ケータイ・パソコンなどを授業や家庭での学習に活用したら、活用発達障害の子も自分のスタイルで勉強することができます。
その具体的な使い方を紹介したとても分かりやすい本です。

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