教育

「教員の長時間労働」を改善する方法はこれしかありません

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2017年8月18日、教員の長時間労働を考えるフォーラム「保護者の立場から考える!教員の長時間労働」が開催されました。
日本の学校教育は教師の長時間労働の上に成り立っているが学校だけではもう限界にも書きましたが、「教員の長時間労働」を改善する方法はこれしかありません。
・教員一人ひとりが「だここまでしかしない!」と決めて、本当にやらないこと
・学校の孤立化、密室化を止め、学校けで解決しないこと
あと、それを承知で教員になったのだから、その環境の中で役割を果たすことも重要です。
自分がやりたくて「長時間労働」してるなら、誰も文句は言いませんよ。本人が好きでやっていることだから何時間やっても楽しいでしょ。
それが嫌なら辞めたらいい。教員の他にも働き方はいっぱいあります。生き方だっていろいろあります。教員やってるだけが人生の全てではありません。
我慢して無理して教員を続けてもちっとも楽しくないし、児童生徒のためにはならないし、自分を壊してしまいます。
だから、私は40代の時に教員を辞めて、自分が楽しいと感じる仕事を始め、楽しいと思ってもらえる場を作りました。
自分は自分なんだから、それでいいんですよ。

教職はブラックなの?それは受け止め方次第です

ブラックかどかっていうのも自分の受け止め方や感じ方、考え方次第でしょう。
その基準は労働時間だけじゃないし、給料でもない。
教員にしかない魅力もあります。
「ブラックだ」というのは、自分にとって不利益や損失が生じているからということでしょ。
これはどんな職種でもいえることで、自分が好きでやっているんだったらそれでいいじゃないのって思いますよ。
教員の仕事というのは「子どものため」といえばきりがありません。
職員の退勤時刻よりも児童生徒の方が学校に遅くまで残っていては帰れるはずがありません。
どこで線を引くかを決めておかないとダラダラした会議や意味のない研究会をしたり形だけの報告書を書かなければなりません。それをズルズル許していたのは教員自身にも問題があります。
だから、私は勤務時間を過ぎて会議があるときには超過した時間分は他の日に早く帰れるよう校長に要求して、さっさと帰っていました。
勤務ではなく「自主的にボランティアとして」行事やPTAに参加する場合は別です。それは自分がやりたくてやっているわけですから、やりたくなければ断ればいいわけです。それも管理職にはっきり言っておく必要があります。
そこは、職員の間で共通理解して共通実践していかないといけませんね。
そうやって自分たちで自分たちの首を絞めているんですよ。
言いたいことがあるなら正々堂々と言えばいいです。
内部で改善できることはいっぱいあります。
こちらに書いていますが、教員の多忙化を解消することは今すぐできることばかりです。
そして、教員の多忙化を解消するために何が必要か?具体的な提言はこれです

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