「暴力的支援」には断固として反対です。
ひきこもり当事者本人が「一歩を踏み出したい」という意志があるかが最も重要です。
他者がその意志を押し付けるのは、「強制」という暴力です。
本人に一歩出る気がないのに、あれこれ仕掛けるのは迷惑なだけです。人権侵害です。
当事者と支援者と親との関係性にもよりますが、自立へつなげる方法はたくさんあります。
本人に寄り添い、時間を掛けてもつれた糸をほぐし丁寧に対話の回路を開いていくことは可能です。
ひきこもりから脱出する手法を教えるのではなく、寄り添う、いっしょに考え悩む、見守る、動こうとするまで待つことが大切です。
その間に親や支援者はいろいろな道を用意しておき、本人が「踏み出したい」と思ったときにどの道を選ぶのか自己決定することが最も重要なことです。
そして、そのときの本人の意志と状況を丁寧に確認しながらサポートの方法を探っていきます。
強引に引っ張るのではなく、親や支援者は祈りや願いの気持ちも精神的な支えにもなります。
ワンステップスクール伊藤学校の関係者のみなさまへ
TVタックル『ひきこもり特集』のヤンキー業者礼賛等で斎藤環氏を中心に批判殺到中
斎藤環さんの考えに同感です。
「”ひきこもり”をめぐるメディア報道に異議あり~本当に必要なひきこもり支援とは?」
ワンステップスクール伊藤学校の「暴力的支援」は許せない
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執筆者:azbooks