教育

生きる力が弱いことを「自己責任論」や「自助努力論」で片付けてはいけません

投稿日:

貧富の差による「学力格差」については改めて取り上げる問題ではありません。
「学力」の定義をどうするかという問題もありますが、ここでいうのは学歴による格差のことを言っているのだと思います。
大事なことは「生きる力」を身につけることであり、いかにやりがいや生きがいを持って生きるかということが大事です。
しかし、日本社会では依然として学歴信仰が根強いことの方が問題だと思います。
学力以上に重要な「非認知能力」は、親から子への「社会的相続」によって養われる。
この社会的相続を社会の責任として十分に行っていくにはどうするか考えていく必要があります。
学校以外の学力保障の場作りも必要ですが、そもそも公教育は何のためにあるのでしょうか。
生きる力が弱いことを「自己責任論」や「自助努力論」で片付けてはいけません。
貧富による学力差は「小4から拡大傾向」
「10歳の壁」から貧困家庭の子どもを救え

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校は生き方のひとつの選択肢でネガティブな体験でもない

不登校は生き方の選択肢のひとつ。 ネガティブな体験でもない。 学校へ行かない生き方もある。 学校へ行かなくても中学校は卒業できるし、高校や大学にはいつだって行ける。 進学しない生き方だってある。 私は …

僕は、みんなと同じことをさせられる学校が大嫌いだった。

僕は学校が嫌いだった。小学校も中学校も高校も、みんな大嫌いだった。 僕が通っていた小学校の教育目標には、「みんな明るく元気よく」といった言葉が並んでいた。 僕にはこれがどうしても許せなかった。 全員参 …

自閉症の子どもが公演中にパニックを起こし叫んでしまったら?

あなたがその場にいたら、どうしますか? 関連記事も読んでみてください。 自閉症の子どもとそのお母さんがいたのですが、公演中にパニックを起こし叫んでしまった。 この時、観客席では他のお客さんから親子に向 …

教員個人が「一人では無理、助けて」といえる環境作りが必要

学級担任一人でできることには限界があります。 現状では「いじめの要因は担任の責任である」という見方があることも確かです。 教員個人が「助けて」といえないから問題を隠すことにつながっていきます。 そのた …

5月25日に「ICTで獲得する学習に困難のある子どもの学び」セミナー開催

5月25日に「ICTで獲得する学習に困難のある子どもの学び」セミナーが開かれました。 講演資料がWebで公開され、前記のサイトではその時の様子が公開されています。 講演資料はICT活用に関する広い範囲 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料