教育

日本の学校から「いじめ」が絶対なくならない理由とは?

投稿日:

文科省は「道徳の教科化によっていじめをなくす」といっていますが、道徳の「教科書」でいじめをなくすことは絶対に不可能です。
道徳の教科書で「不可能なことを可能にする」という考え方が間違っています。これこそが全体主義そのものであり、学校的な指導をやればやるだけいじめは増えていきます。
ましてや、道徳の教科書で授業をしても子どもの自殺を減らすことはできません。
「自分を生きる」「自分を活かす」とは何かを学び、そこから自分で見つけていかなければなりません。
「生徒らしい形」「学校らしさ」という全体主義が浸透した学校、「教育のためだから」という学校信仰、それを理不尽だと思いながらもそれに当てはめることで安心感を得る保護者たち。
学校という「異様な」文化との戦いですね。
さらに、学校を異様にしている、そういう文化を作っているのは私たちだということに気づいている人はほとんどいません。
私はそれを「学校信仰」と呼んでいます。
学校だけがすべてではなく、多様な場で多様な学び方があります。
自分には関係ないと避けることが自分を守る最善の対処法である。
これがいじめを生み出している理由です。
だから、これまでのいじめ対策では絶対にいじめはなくせません。
日本の学校から「いじめ」が絶対なくならないシンプルな理由

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

栃木県高根沢町の適応指導教室の運営方針が素晴らしい!

現在不登校の子どもの学校以外の場所として、公的な教育センター、子ども支援センター、民間のフリースクールがあります。 その多くは「学校復帰」を看板にしていますが、大切なことは一人ひとりのニーズに応じた対 …

知識と活用を問う問題への転換案示す 全国学力調査会議

文科省の「全国的な学力調査に関する専門家会議」は2月16日、第4回会合を開き、新学習指導要領の実施を見据えた今後の全国学力調査の検討課題を議論した。これまでのA問題とB問題の区分をなくし、知識と活用を …

勉強とは本来楽しいもの、学校や教員が子どもの勉強嫌いを増やしている

主体的な学びには内発的な動機付けが不可欠です。 子どもは好奇心、向上心の塊ですから、「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」と思っていない子は一人もいません。 興味・関心のないことを意味もなく …

ゲーム禁止とOKな子、成績に差なし ゲームと勉強は対立しない!

「朝日小学生新聞」を発行する朝日学生新聞社は6月、読者を対象に家庭で遊ぶゲームについてのアンケート調査を実施。7月20日に発表した調査結果から、子どもたちの86.7%がゲームが好きで、ゲームを楽しんで …

子どもには365日学校を休める「特休」の権利があります

子どもには365日「有給休暇」というか「特休」があります。 働くことが前提ではないので「有給」という概念はありませんが。 本来、学校へ行く行かないは自由なので、何日休んでもいいんです。 学校を何日休ん …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料