教育

日本の学校から「いじめ」が絶対なくならない理由とは?

投稿日:

文科省は「道徳の教科化によっていじめをなくす」といっていますが、道徳の「教科書」でいじめをなくすことは絶対に不可能です。
道徳の教科書で「不可能なことを可能にする」という考え方が間違っています。これこそが全体主義そのものであり、学校的な指導をやればやるだけいじめは増えていきます。
ましてや、道徳の教科書で授業をしても子どもの自殺を減らすことはできません。
「自分を生きる」「自分を活かす」とは何かを学び、そこから自分で見つけていかなければなりません。
「生徒らしい形」「学校らしさ」という全体主義が浸透した学校、「教育のためだから」という学校信仰、それを理不尽だと思いながらもそれに当てはめることで安心感を得る保護者たち。
学校という「異様な」文化との戦いですね。
さらに、学校を異様にしている、そういう文化を作っているのは私たちだということに気づいている人はほとんどいません。
私はそれを「学校信仰」と呼んでいます。
学校だけがすべてではなく、多様な場で多様な学び方があります。
自分には関係ないと避けることが自分を守る最善の対処法である。
これがいじめを生み出している理由です。
だから、これまでのいじめ対策では絶対にいじめはなくせません。
日本の学校から「いじめ」が絶対なくならないシンプルな理由

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

全国で初めてフリースクールを対象にした給付型奨学金

全国で初めてフリースクールを対象にした給付型奨学金が三重県津市で始まりました。 たいへん画期的な取り組みです。 三重県遊技業協同組合は、これまでもフリースクール・三重シューレに毎年370万円の家賃相当 …

教育の主体は子ども 教育とは環境である

「教育とは環境である。」 まさしくその通りです。 好きなことってみんなが持っています。 「好きなことがない」という人は、それに気づいていないか、それをしちゃいけないと思っているからです。 好きなことが …

公立小中学校で先生の数が足りていないのは誰の責任か

小中学校で教員の数が足りないから誰でも臨時採用する理由にも書きましたが、教員不足は大阪市だけではありません。 鳥取県の小中学校も教員の定員に満たしていません。 足りない分は他の教員が相当無理して兼務し …

第1回 子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどい、ありがとうございました

12月1日、多くの方々のお陰で第1回 子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどいを開催することができ、定員を超えた130名の参加者がありました。 師走とはいえ暖かい日となり、会場内は暖房を使用するこ …

柏市が市内全小学校でプログラミング授業を始められた理由

プログラミング授業というと「プログラミング言語」を思い浮かべるのは大人だけだと思います。 子どもには「ゲーム作り」の時間として時間割を確保すれば十分可能です。 柏市が市内全小学校でプログラミング授業を …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料