教育

「教員の常識は、社会の非常識」そうなるのも当たり前の世界が学校というところ

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「教員の常識は、社会の非常識」まだまだあります。
怖いのは、それを本人たちが気づいていないこと、気づいていてもそれを変えようとしないこと。
変えようとしたら自分の立場が危ないので、流れにまかせて自分の主張を曲げるのが当たり前になること。
変えることに無駄なエネルギーを使うよりも、流れに任せて無難に定年まで従うことがラクなんです。
「子どものための教育」という本来の仕事ではなく、ひたすら上からの命令をこなすだけの作業をしているだけなんですが、それに「NO!」と言えないのはもちろん、自分の意見さえ言えない、出る杭は上からの集団圧力で叩きのめされる。
もう、従うしか生きられない世界にはめ込まれています。
「空気を読む」ことだけが求められる空間で長年過ごすわけで、これって、「洗脳」と変わりありません。
保育園に入園してから、小学校、中学校、高校、大学と学校の世界、学校内の「身内」だけで通じる常識しかしらない人間が教員という役割を担っているのですから、本当に狭い世界で偏った価値観しかもてないのも当然といえば当然なんです。
多様な価値観を認めない、上からの命令が絶対と考えて生きるしかないのです。
さらに、それが善意だと信じて疑わなくなるのでかなり厄介です。
そこに多様性を求めること自体が無理な注文だともいえます。
「教員の常識は、社会の常識」に変えるためには、採用の段階で人材を選び必要があるのですが、採用する側も「教員の常識」を基準にして決めているために、「社会の非常識」しか持っていない者しか教員になれないというシステムにも問題があります。
ペーパーテストや偏差値だけで評価していることにも大きな問題があります。
そこで、いろいろな経験を経てきた者を採用するシステムに変えること、外部の人間を採用する側にも入れること、多種多様な人たちが学校の構成員になる必要があります。
そんな世界に子どもの教育を任せることに疑問を持たない親が多いのも怖いことだと思いませんか?
まあ、多くの子どもも親も「こんなもんだ、しょうがない」と割り切って教員と付き合っているのでしょうけど。
民間企業から教員に転職して驚いた教員の世界の常識~10選~
続・民間企業から教員に転職して驚いた教員の世界の常識~もう10選~

教師の世界は非常に閉鎖的で、そのほとんどがじつは専門的知識などもっていない。
教師も教師で、学校の方針には逆らえないため、批判の手段になるようなことは決して教えない。

【7つの教育方針】
1.一貫性のなさ
2.クラス分け
3.無関心
4.感情的な依存
5.知的な依存
6.条件付きの自尊心
7.監視
「バカをつくる学校 」より

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