教育

鳥取県のハートフルスペースと不登校の親の会が連携スタート

投稿日:2018年6月10日 更新日:

鳥取県のひきこもり支援機関「ハートフルスペース」が中部、西部にも新設でも書きましたが、県教育委員会としてもこれまでの「待ち」の体制からアウトリーチ(訪問支援)にも力を入れています。

ハートフルスペースってどんなところなの?

「ハートフルスペース」は、不登校(傾向)やひきこもりの高校生、ひきこもり状態にある青少年を学校復帰や社会参加に向けて支援する教育センターで鳥取県教育委員会の組織のひとつで、鳥取県不登校生徒等訪問支援、居場所づくり事業として取り組みが始まっています。
「不登校・ひきこもりで悩んでいる」
「学校復帰・社会参加をめざしてサポートしてほしい」
「学校復帰や社会参加するまでの居場所がほしい」
などの相談に応じ、積極的に関わる訪問支援等も行っています。
平成22年度から鳥取県教育センター教育相談棟でハートフルスペースを運営しています。
平成29年度より中部・西部に新設し、現在は県内3か所で運営しています。

鳥取県教育委員会と不登校の親の会が連携スタート

ハートフルスペースは各圏域の関係機関や団体などとの連携に取り組んでいて、鳥取県内の不登校の親の会もそのネットワークの中に入っていますが、このほど、その「関係機関等の情報提供」のホームページに不登校の県内の親の会のリンクが張られました。
県内の親の会

「学校に行っていない。」「どう関わったらよいだろうか。」と、日頃悩んでいることや子どもとの接し方など、気軽に話ができる場です。保護者だけでなく、教育関係者も参加している会もあります。

現在は、ホームページやブログ、FacebookなどのWEBサイトを公開している親の会が載っています。

・KHJ鳥取らくだ会(鳥取市)
・鳥取タンポポの会(鳥取市)
・倉吉トトロの会(中部)
・虹の会(琴浦町)
・つながろう会(米子市)
・不登校や学校が苦手な子の親が元気になろう会(米子市)
・いちご一会親の会(大山町)

親の会が県から認知されるようになったことは一歩前進ではありますが、表面上の「形」だけでまだまだ「希望」とまでにはなってないと思います。実質的な連携にはなっていませんので、さらにつながりを広く深くしていく必要があります。
不登校やひきこもりで悩んでいる人が最初に当たる壁の多くが、「話を聞いてほしいけど、誰に相談したらいいか分からない?」「どこに行ったら相談できるのか分からない?」ということです。
行政としてもこれまでも情報発信をしているのですが、それがなかなか届いていないというのが大きな課題としてありました。
親の会としても発信は続けているのですが、必要な人まで届けられていないことも課題としてありました。
私は、親の会が最も心のハードルの低い場だと思っています。今では大切な居場所のひとつとなっています。
これを契機に、より多くの方たちに情報が届けられるように頑張っていきたいと思います。
また、保護者の側から教育委員会に相談などに行くことはありましたが、学校や行政側から親の会に参加する人はほとんどありませんでしたので、これからは保護者だけでなく、教育行政の担当者にも積極的に親の会への参加を呼びかけて、さらに多くの人たちに知ってもらいたいと思います。
これまでは親の会と教育行政とのつながりはほとんどありませんでしたが、このようにしてつながることによって、不登校や引きこもりの理解が広がり、さまざまなところと実質的な連携ができていくことを望みます。
鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会のご案内はこちら
教育支援センター「ハートフルスペース」はこちら

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学習障害の子どもの中学校選び、いろいろな選択肢があります

発達障害がある子の場合、小学校や中学校に入学する段階で悩んでいる保護者の方も少なくありません。 基本的には住んでいる住所によって行く学校が指定されますが、学校によって特性の理解や対応の仕方も異なるので …

「第1回子どもの学びと不登校を考える鳥取県民のつどい」第4回実行委員会のご案内

私たちは大人の責任を果たしているでしょうか。 鳥取県民のつどいでは「子どもの居場所」「普通教育の保障」についても語り合います。参加者が本気、本音で語り合います。 学校に行っている子も行っていない子も、 …

4月から「合理的配慮」と「社会的障壁の除去」が義務づけられる

今日の日本海新聞にも載っていましたが、米子市淀江文化センターであった「障害者差別解消法セミナー」に行ってきました。 内容は、4月1日から施行される「障害者差別解消法」により、企業等に対して、障がいを理 …

11月のピカたまの会に参加して発達障害の特性を理解するとは?

今月もピカたまの会に参加させていただき、ほんとうに勉強になりました。 このメッセージも素晴らしいです。 ・「今、この時期に集団で行動することを覚えさせないと、将来息子さんが困ります!」って?? ・なぜ …

まずは「学校はすでに限界を越えている」ことを自覚すること

学校が抱えている問題は不登校だけではありません。 学校は何年も前からとっくに限界に来ています。すでに限界を越えています。 それなのに「学校という場」をなんとか必死になって維持しようと無理に無理を重ねて …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料