教育

「不登校の要因が正確に把握できない」と考える自治体が一定数あり?調査の目的と観点に問題あり!

投稿日:2025年3月28日 更新日:

文科省の調査の手法、設計に難ありです。
文科省も自治体も教育委員会も「何が問題」で「何が課題」となっているかの捉え方が大きく間違っています。
さらにその「課題」解決案のための方向性や方法もまったくお粗末。
そもそも課題解決の意思も感じられない。
それがなかったかのように「逃げ」のようにも見えてしまう。
また、某県では担当課の名称を変えて問題、課題を見えにくくしているようにも思える。

不登校の児童生徒数や背景を調べる文部科学省の「問題行動・不登校調査」について、自治体の約6割が「課題がある」とみていることが全国都道府県教育長協議会のまとめで判明した。現行の調査は教員を通じて児童生徒からの相談の有無などを聞き取っているが、「不登校の要因が正確に把握できない」と考える自治体が一定数あり、協議会は児童生徒や保護者から直接聞き取るべきだと提言している。

報告書は「不登校の要因や支援ニーズを的確に把握するため、国による児童生徒や保護者を対象とする定期的な調査」が必要だと指摘。専門職の確保に向けた財政支援の充実も求めた。

文科省不登校調査、自治体6割「課題あり」 全国教育長協議会が提言

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「4年生が“およその数”でプログラミング体験」これって、なんか違う

「相模原市立の全小学校、4年生が“およその数”でプログラミング体験」という授業が公開されました。 記事によると 今回実施したプログラミング授業は、4年生の算数「おおよその数の表し方」。課題は「およそ1 …

教職員の多忙感解消のために必要なのは「保護者対応手引き書」ではない

鳥取県教委のやることは、現実とずれています。 教職員の多忙感解消のために必要なのは「保護者対応手引き書」なのでしょうか? それとも、これは”保護者からのクレーム対応”への手引書なのでしょうか? 子ども …

倉吉市立小学校適正配置地区説明会「統廃合は適正配置ではない!」

このまま進んでいくと、倉吉市でも小学校がどんどん減っていきます。 絶対に小学校の数を減らしてはいけません! 学校が減ることには、デメリットが多くあります。 統廃合は「適正配置」ではありません。 ここで …

大山町の親の会「いちご一会」の講演のお知らせ

大山町にも不登校やひきこもりの親の会ができました。 大山町の親の会「いちご一会」の講演のお知らせです。 テーマ:『子どもの心のチャンネルに合わせる』 日時:12月3日(土)13:30~16:00 場所 …

二次障害は周囲の理解と対応の仕方を変えることで防げます

発達障害は治す必要はありません。 というか「治す」という概念がありえません。 しかし、いまだに「発達障害を治療してみんなと同じように」と考えている人も少なくありません。 医者ですら障害に気づかないこと …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料