教育

「不登校は不幸じゃない2019in鳥取県」を開催しました

投稿日:

昨年の「不登校は不幸じゃない2018in鳥取県」に続き、今年も「不登校は不幸じゃない2019in鳥取県」を虹の会主催で開催しました。
今回もいろいろな立場の人たちに参加してもらい、また新たなつながりが広がりました。
今日があるのも先輩保護者の方々が20年以上前から親の会を続けてこられたお陰です。初めは2~3人で立ち上げたられた小さな会でしたが、このような広がりができました。
今回のイベントは「不幸じゃない」というテーマですが、現実には不登校の子どもも親御さんも「不幸」だと思います。学校に行っていないということで社会から冷たい視線を向けられ、親子で自己否定につながっているケースも少なくありません。
また、学校との対応で困っている家庭もあります。今回もそうなのですが、そのような話が聞かれました。
一方で、かつて不登校を経験した20代の若者たちが希望をもって歩んでいる事実があります。さらに「不登校や学校、友達との関係で悩んでいる子の支援をしたい」と、子どもの居場所づくりを行っています。
だからこそ、このような居場所が必要です。日常的に思いを語り合う場が必要です。
虹の会のほか、鳥取県各地の親の会では毎月定例会を行っています。
不幸じゃない未来に向かって「今できること」などを情報交換しています。
一人で悩まないでちょっと勇気を出して近くの親の会をたずねてみてください。そこからつながりができて自分に合った道を見つけてもらえたらと思います。
また今回は地域の新聞社とNHKにも取材に来てもらい、広報に協力してもらいました。
鳥取県の親の会はこれからも不登校の理解を広げていくために活動を続けていきます。
今回参加していただいた方、協力していただいたみなさん、ありがとうございました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「不登校」という名前が悪いんだ、「登校」の否定だから、後ろめたい

「不登校」の言葉自体がネガティブイメージを与えている元にも書きましたが、言葉のイメージというのは私たちの意識や暮らしの中に知らず知らずのうちに入り込んでいます。 「不」という表現は、それを否定し排除す …

無症状の人が感染を拡大させてしまう状況での学校継続には疑問

時間の問題だとは思っていましたが、お隣の島根県でも感染者が出て、昨日とうとう鳥取県でも出ました。 当初は高齢者がかかりやすいと報じられていましたが、専門家の間では「ウイルス感染はしているが、症状が出な …

高校入試のときの合理的配慮の申請に必要な手続きのしかた

すでに在籍校で話を進めておられる保護者の方もあると思いますが、そろそろ来年度の進学・進級に向けて決める時期が近づいてきました。 高校入試のときの合理的配慮の申請に必要な手続きをですが、入試の数か月前に …

「不登校」の言葉自体がネガティブイメージを与えている元

「不登校」という表現を抹殺したい! 「不登校」の言葉自体がネガティブイメージを与えている元となっています。 「不良」「不安定」「不適応」「不認可」など、どれも否定する言葉です。 「不登校」も「学校へ行 …

勉強への集中力を高めるにはゲームのフロー理論3つを取り入れる

勉強への集中力を高めるには、ゲームで導入されているフロー理論3つを取り入れたらいい。 1. 対象への自己統制感がある 2. 自分の能力に対して適切な難易度のものに取り組んでいる 3. 直接的なフィード …

スポンサーリンク

スポンサーリンク