京都大学の山中伸弥さんが個人でによる新型コロナウイルス情報発信をしています。
私も山中さんと同意見です。
「このままでは手遅れに」iPS山中教授が強い危機感(20/04/02)
山中伸弥教授:
「私のような専門外の者であってもこれは大変だと。日本だけ例外であるはずがないと本当に強い危機感を持っております」
「緊急宣言の有無にかかわらず、東京や大阪では自宅待機であったり、今、要請でもいいからできることはたくさんあると思う。法的根拠はないので、全員が守るわけではないですが、トップの方が強いメッセージを出されると影響がある。感染の拡大はずいぶんスピードは遅くなるんじゃないかと期待している」
「感染者が出ても気付きもしない状況。ある意味、日本ではオーバーシュートは起こらないんです。気付かない。この状態を早く変えないと、気付いた時には手遅れということになりかねない。」
今、求められる対策は?
ウイルスとの闘いは、有効なワクチンや治療薬が開発されるまで手を抜くことなく続ける必要があります。1年以上かかるかもしれません。マラソンと同じで、飛ばし過ぎると途中で失速します。ゆっくり過ぎると勝負にならず、ウイルスに負けてしまします。新型コロナウイルスを制圧することはもはや困難です。受け入れるしかないと私は思います。社会崩壊も、医療崩壊も起こらない形で、ゆっくりと受け入れる必要があります。
「制圧する」のではなく「受け入れる」ことだと思います。
「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」
【新型コロナ対策 緊急対談】日本は「新型コロナ」にどう対応すべきか?
体調が悪い時は無理しない、ゆっくり休む。当たり前のことをやるだけです。
今最も重要なことは何かを一人ひとりが冷静に落ち着いて考え、今できる最善を尽くし待つ。
コロナそのものよりも、政府の思いつき発言やメディアの無責任報道に振り回されることの方が危ないです。
これしかないと思います。
著名人も感染のなか、山中伸弥さんのコロナ発信にネット民共感
山中伸弥教授は、自身の公式サイト「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」で新型コロナウイルスについての「5つの提言」を投稿した。
「アメリカの予想では、厳密な自宅待機、一斉休校、非必須の経済活動停止、厳格な旅行出張制限を続けたとして、第1波の収束に3か月かかると予測しています。」
提言1 今すぐ強力な対策を開始する
提言2 感染者の症状に応じた受入れ体制の整備
提言3 検査体制の強化(提言2の実行が前提)
提言4 国民への協力要請と適切な補償
提言5 ワクチンと治療薬の開発に集中投資を
山中教授「今すぐ始めるべき」批判覚悟のコロナ対策、5つの提言
「本当に私たち全員が、普段、国というか社会に守られて生きています。
平和な時には気づかないのですが、医療だったり福祉だったり、学校であったり、いろいろなものに守っていただいて研究も出来ているんですが、今、このウイルスは1人1人個人に対する脅威でもありますが、それ以上、社会に対する脅威ですから、本当に強い危機感を持っていますので、なんとか貢献できないか。
いろんな情報が来る度に更新しています。
それくらい刻一刻といろんな情報が集まっていて、きのうは“こうだ”と思っていたことがきょう、“え、違うんだ”と思うこともありますから、それはすぐに変えていかないと、いろんな方がこういう情報を元に判断されると思うんですね。
そのときに一番、1分1秒でも最新の情報を提供するというのが、非常に大切だと思っています。」