昨晩は、倉吉の未来をよくする有志の集まり「若者会」で盛り上がりました。
倉吉市民は知っていますか?
石破くんからの「宿題」を作るために800万円も使っていることを。
外部に依頼したアンケートの分析を任せたり、会議参加者に謝礼を出したり、制作するための実費はそんなにかからないと思うのですがどうなんでしょう?
そのメンバーは市民が選んだ人ではありません。
市民の有志が参加すれば、無償でやりますから、実費だけですみます。
石破くんの宿題のためだけにお金を使って作るのでは市税の無駄遣いだと思いませんか?
平成27年2月の補正予算はこう使われています。
(市報5月号に掲載)
プレミアム商品券 9,400万円
9,400万円は意味がない。
一時的な消費で終わり、一部が儲けるだけ。
どこもかしこも「プレミアム商品券使えます」といっている本当の理由をしっていますか?
国からの交付金なので、実際には市が自由に使えるお金ではないということ自体が問題です。
今までにもやったバラまき商品券、給付金で失敗したのになぜやったのか疑問。
これは倉吉だけではないのですが、「他の町もやっているから、じゃあうちも」という理由だけでやるのは策がなさすぎます。
9,400万円を、子育て推進や、倉吉のPR費などもっと他のことに使うべきだったと思います。
その他の予算は、こんな事業に使われていますが、あなたは納得できますか?
これらは、市議会で審議されて通過した「決定事項」です。
地方版総合戦略策定事業 800万円 こんなにいるのか?
ギンザケ支援 2,400万円 こんな事業、ホントに必要なのか?
住宅定住推進事業 260万円 たったこれだけ?
企業誘致 3億500万円 これでどれだけの効果が上がったのか?
消防団AED設置 490万円 何か所設置して、これで十分なのか?
情報発信力向上事業 300万円 たったこれだけ?もっといります
低年齢保育士配置 2,400万円 すくね~ もっといります
保育サービス促進 1,800万円 すくね~ 子育て支援でしょ。もっといります
9,400万円ものお金を捨てるような予算配分はやめてもらいたいものです。
できれば、それぞれの使途についての明細も知りたいです。
そもそも事業を始める前に、会議のために数百万円もの予算をかけ労力を割くこと自体がおかしいな話です。
800万円も使っても、もらえる補助金は1000万円とのことですって??
他にも何かメリットがあるのか知りませんが、プラマイ200万円ほどのためにすることなのか疑問です。
会議費なんか0円(お茶くらいは出していいけど)でできます。
市民集会にはお菓子が出ていましたけど。
有識者なんちゃらよりも、実際に地域で実績をあげている事業家や個人と話をするほうがためになります。
そもそも、暮らしで困っている人が参加できていない、意見が届いていないことも問題です。
意見を出してもらった事業家や個人は市が優先的にアピールして、情報を発信します。
地域事業で実績をあげている人たちは、補助金なんかもらわなくても、自ら挑戦し、試行錯誤しながら着実に成果をあげています。
そのような事例を聞くことによって、倉吉も「稼ぐまち」に変えていくことができます。
まずは市民の不満を解消するための、事業者の要望、納税者の意見を聞くことが優先です。
これは、地域における取り組みで常に意識しなくてはならない鉄則です。
これはほんの一部ですが、こんなことも市民は知りません。
知ろうともしない、知ってもどうにもならないという無関心や諦めがもっとも危ないです。
平成27年度 補正予算については、倉吉市のホームページにも掲載されていますが、もっと具体的な使い方、使途の明細も掲載すべきです。
行政には、もっと責任のあるちゃんとした「仕事」をしてほしいものです。
そして、市民は議会がちゃんとした予算配分をして、市の職員がきちんと「仕事」をしているかチェックする必要があります。
それにしても、倉吉市のFacebookは面白くない。
ただの事務連絡ではなく、読みたくなるような仕掛けが必要でしょう。
平成27年度 倉吉市補正予算
https://www.city.kurayoshi.lg.jp/p/gyousei/div/soumu/zaisei/kouhyou/yosan/20/