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倉吉市未来いきいき総合戦略検討会議(第5回)人の活躍部会

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倉吉市未来いきいき総合戦略検討会議(第5回)人の活躍部会の見学に行ってきました。
参加者は、委員会のメンバー4名と各課の代表、市の担当者です。
メンバーは市のHPにも載っていますので見たら分かります。
まあ、行く人はないと思いましたけど、一般市民の見学者は私一人だけ。
担当者からの資料の説明が40分間、委員の1人からの提案説明が5分、あとは各自が「感想」を発表し終了予定の12分前に終了。
その後、事務連絡がありました。
会議の詳しい内容についてや「宿題」ができたら倉吉市のHPに掲載されると思いますので、そちらをご覧ください。
市内各地区での市民対話集会で出された意見は一覧表にまとめられ、「そうだ!倉吉で暮らそう」というキャッチで戦略の素案が作られていましたが、まとめる作業はかなり大変だったと思います。
市民対話集会でも各界で出された意見も様々だったので、一つの形にしていくのはかなり大変な作業だったと思います。
今日の会議の全体の感想としては、活気がない、元気がないという印象でした。
感想が順番に言われるだけだったので、「検討会議」というものではなかったです。
1つの戦略を作るにはもっと議論を深めていく必要がありますし、欠席していた委員もあったのは残念でした。
「いきいき会議」というのですから、いきいきした会議だと思っていたのですが、委員と各課の代表が順に「感想」を言うだけで終了。
各課の代表も「個人の感想」を言っているようで、各課の意見を集約したものではなかったような気がします。
しかも、全員発言ではなく一部の感想で終わりました。
今回一番気になったことが、この素案の中に「倉吉らしさ」が感じられなかったことです。
どこの市町村でも通用するような内容ばかりだったので、重点を絞って集中的に事業展開することが大切だと思います。
あとは、提案内容が多すぎてとても5年間では実施不可能だという点です。
もっと重点化と集中施策が必要です。
会の終了後に担当者と個人的に話をしたのですが、その中で1つの一致点を見つけました。
地域活動にしても事業展開にしても、今までは行政から提供される形だったのが、今後は地域の住民や事業者の「やりたい」を掘り起し、行政はそれを支援する側に回るということです。
行政は、その「やりたい」を掘り起こすためのきっかけを作り、やる気のある地域や人を金銭的な支援をする形です。
「やりたい」気持ちはあってもなかなか実行に移せない人のサポートを市がやっていくというスタイルに変えていこうというものです。
地域を元気にするのは、市の職員主導ではなく私たち市民1人ひとりの意志です。
市民が関心をもって、発言したり実行したりしていかなければいつまでたっても町は元気になりません。
これまでの「やらせられる事業」から「やりたい事業」へ考え方を変えることで、1人ひとりがいきいきと暮らせる倉吉の町を作っていけるのではないでしょうか。
そういう意味では、一部の参加者ではありましたが市民対話集会もいい機会になったと思います。
あとは、その意見が今後の事業プランにどう具体的に反映されるのかを見ていく必要があります。
この会議は、4部会ありますので、9月30日と10月1日にも会議が予定されています。
この場の空気を感じるには、実際に行って自分で確かめるのが一番です。
見学者用の席も用意されていますので、どうぞお気軽に行ってみてください。
9月30日(水)10:00~12:00
総合戦略検討会議(第5回)経済の成長・発展部会
9月30日(水)13:30~15:30
総合戦略検討会議(第5回)地域づくり部会
どちらも本日大会議室で行われますが、誰でも見学できます。

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