森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん事件に関連し、2018年3月7日に自ら命を絶った財務省近畿財務局管財部の上席国有財産管理官・赤木俊夫さん(享年54)が、死の直前、決裁文書の改ざんの経緯を詳細に記した「手記」を遺していたことがわかった。
赤木さんが残した「手記」と「直筆のメモ」
「すべて佐川局長の指示です」森友事件で自殺した財務省職員「遺書」が公開されました。
「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」
どんなに苦しかったことだろう。
なんて世の中だ。
上の者たちへの怒りしか出てきません!
「すべて佐川局長の指示です」森友事件で自殺した財務省職員「遺書」入手
「自分と妻に非があれば首相を辞める」
すべての間違いと嘘に嘘を重ねた始まりはこの発言にあります。
この発言がなければ文書の改ざんなんてことはなかったのです。
「財務省は喧嘩を売っている」「弁護側は出てきた全員を証人申請」
森友文書改ざん、自殺職員のメモを託された相澤冬樹氏
この首相発言があったから官僚たちは「動いた」のではないか。ずっと言われていたことだが、今回公開された手記でその疑念は濃くなった。
森友自殺“遺書公開” 安倍首相の「大きな言葉」と官僚の帳尻合わせはいつまで続くのか?
このスクープ、すべての始まりは取材・執筆した大阪日日新聞記者・相澤冬樹氏がNHKを辞め、自殺した財務省職員の妻と面会したことだった。相澤氏がNHKを辞めるきっかけを明かした「週刊文春」2018年12月20日号掲載の「独占手記」を全文公開する。
「なぜこのネタを出さないんですか!」森友問題“遺書”スクープ記者がNHKを見限った瞬間
『すべて佐川局長の指示です』文春オンラインで全文公開
文藝春秋は、完売となった「週刊文春」3月26日号の記事「妻は佐川元理財局長と国を提訴へ 森友自殺<財務省>職員遺書全文公開 『すべて佐川局長の指示です』」を文春オンラインで全文公開しています。
自殺した財務省職員の「赤木俊夫さんの遺書」も掲載されています。
森友問題
佐川理財局長(パワハラ官僚)の強硬な国会対応がこれほど社会問題を招き、それにNOを誰れもいわない
これが財務官僚王国
最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ、
手がふるえる、恐い
命 大切な命 終止府(ママ)
あらゆるところに潜んでいる隠ぺい体質と利権主義、無責任体質。
コロナなんかよりも恐ろしい世の中だと思います。
主権者は私たち国民です。
「週刊文春」2020年3月26日号はこちら